･１０（×赤） ページ10
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最後にチャレンジするのは…舘様。
だけど…なんとラストは、変化なし。
既に8人分やり尽くしたというのもあって、最終回は "何も変わっていないのに変化を聞く" という、カマをかけるスタイルでいくことに。
いつもと同じ私に、涼太は一体どんな変化を見つけ出すのか…果たして。
「舘様〜」
宮「おはよう、A。」
「今日もロイヤルですね。もう夜ですが」
宮「んふっ…笑、何ですか？何しに来たんですかこれは？」
「キッタキッテナイ企画、最終回です」
宮「最終回？」
「はい。ということで、…いつもとどこが違うでしょうか？」
宮「えぇ〜…？」
お決まりの台詞で聞くと、頭からつま先まで丁寧に眺められる。
宮「髪は…特に変わったところ無いでしょ〜…？顔…は、いつも通りかわいくて……服も…別に普段と一緒だよねぇ……」
「…んー……」
細かくチェックされる度に、曖昧な反応で誤魔化す。
さっきから見つめられっぱなしで、視線から逃げるのが大変。
宮「…えぇ…？そんな、問題になるほど違うとこなんて見当たらないけど…？」
「うん…どこでしょうね…？」
宮「………A、ちょっと俺の目見て。」
「ん…？」
それまでずっと逸らしていた目を、涼太のまっすぐな目と合わせる。
そのまま、無言の時間が数秒続いたと思ったら。
宮「……分かりました。」
「え？」
目を合わせたまま、そう宣言された。
宮「どこも変わってない。」
「…」
宮「あえてどこも変えずに、俺を試してる。でも俺は引っ掛からないよ。…Aは、いつも通り。」
余裕たっぷりでそう言われて、密かに衝撃を受ける私。
「……すごい！正解！」
宮「…えっ、ほんとに！？」
「ほんとに！…って、何で涼太の方が驚いてるの」
宮「いや…あまりにも分からないから、千と千尋のラストシーン的な感じで乗り切ろうとしたんだけど…正解？」
「ふふっ…あの豚のやつ？笑
なんだ…ほんとに見抜いてた訳じゃないのかぁ……」
宮「………まぁ、もうね、Aさんの考えてることなんて、全部お見通しですよ。初めから分かってました。」
「いや遅い遅い」
宮「…ということで、チャレンジ、成功です。」
「あなたが決めないでください？」
宮「んふ、笑」
「ふふふ、笑」
以上、『キッタキッテナイチャレンジ』でした。
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黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» わ〜ありがとうございます(´˘`*)♡ そうだったんですね！楽しんでいただけて良かったです！.ˬ.)" (2022年11月21日 21時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころがり(プロフ) - ぴんくさん担なので終始口元ニヤニヤで読んでしまいました！黒葡萄さんが書かれるメンバーさん毎回本当に可愛いですね♡更新ありがとうございます(*^^*) (2022年11月21日 1時) (レス) id: 2f2c4b7be0 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» いつもありがとうございます(ˊ˘ˋ*)♡ 毎回そうして伝えてくださって、本当に嬉しくてありがたい限りです！今後も楽しんでお読み頂けたら幸いです¨̮⃝ (2022年11月14日 20時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころがり(プロフ) - めめのドラマを観て泣いて、めめに慰めてもらう。全めぐろ担の夢ですね(*^^*)今回の更新も楽しく読ませていただきました。ありがとうございます♪好きなものは好きー！って伝えたい派なのでコメントしつこかったらすみませんm(__)m (2022年11月14日 2時) (レス) @page46 id: 2f2c4b7be0 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» こちらこそコメントありがとうございます！キュンキュンしていただけて本望です！笑、いつも本当にありがとうございます☺️ (2022年11月7日 23時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2022年10月16日 16時
