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次の撮影を待つ間、さっき撮ってもらった写真をモニタリングしてみる。
モニターに次々表示されていく、幾つもの画像。
その中でも一際目を引いたのは…やっぱり、鏡みたいに向かい合わせで撮ったショットだった。
この不思議な世界観が、1枚で綺麗に表されてる感じがする。
スタッフさんが衣装の上からかけてくれたブランケットを羽織りながら、椅子に座ってモニターを眺め続けていると、同じようにさっくんも隣へやって来た。
佐「お、なにそれ。なにくるまってんの？」
「これ？スタッフさんがかけてくれたの」
佐「ふっ、なんだよ…寒いなら俺があっためてやるよ。」
「ふふ…、も、ええって…笑」
佐「ふははっ、何でだよぉ〜」
…何でも絡んでくる代表の佐久間さん、休憩中も元気に私に話しかけてくる。
それが何だか、写真の中と違いすぎてまた笑ってしまう。
さっくんは、そんな私をちょっとだけ不思議そうにしながらも一緒に笑って、「ほら、」ってブランケットの上から肩に手を回した。
佐「あったかい？」
「はい。あったかいです。」
佐「ちょっと、なに、その呆れた感じ」
「んふふ…呆れてないよ、笑」
佐「…はい、じゃあ俺もあっためて？」
「…ほんまに…笑」
もうええって、って、また言いそうになったけど笑っちゃって言えなくて。
顔を上げたら「はやくー」って甘えた声で言うから。
「……はい、おいで」
佐「うへへ、わーい♡」
羽織っていたブランケットを広げて、さっくんも一緒に入れてあげる。
すると、さっくんも嬉しそうにくるまって、私の肩に自分の頭をすりすり。
…何だこれ。
と思いつつも、結局いつもこんな感じで、さっくんのペースになってる気がする。
そして、それが案外楽しくて好きな私もいる気がする。
ブランケットと共に謎の多幸感に包まれていると、撮影再開の声が掛かって、私達はまたスイッチを切り替えた。
「もうちょっと微笑んでー…そう！2人とも良い感じ」
今度は屋内のセットで、再び花に囲まれてポーズを取っていく。
さっきの日向とはまた少し違う世界に、撮影しながら入り込んでいく中、
「次、ちょっと耳打ちしてみてー」
そんな指示が飛んできた。
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黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» わ〜ありがとうございます(´˘`*)♡ そうだったんですね！楽しんでいただけて良かったです！.ˬ.)" (2022年11月21日 21時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころがり(プロフ) - ぴんくさん担なので終始口元ニヤニヤで読んでしまいました！黒葡萄さんが書かれるメンバーさん毎回本当に可愛いですね♡更新ありがとうございます(*^^*) (2022年11月21日 1時) (レス) id: 2f2c4b7be0 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» いつもありがとうございます(ˊ˘ˋ*)♡ 毎回そうして伝えてくださって、本当に嬉しくてありがたい限りです！今後も楽しんでお読み頂けたら幸いです¨̮⃝ (2022年11月14日 20時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころがり(プロフ) - めめのドラマを観て泣いて、めめに慰めてもらう。全めぐろ担の夢ですね(*^^*)今回の更新も楽しく読ませていただきました。ありがとうございます♪好きなものは好きー！って伝えたい派なのでコメントしつこかったらすみませんm(__)m (2022年11月14日 2時) (レス) @page46 id: 2f2c4b7be0 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» こちらこそコメントありがとうございます！キュンキュンしていただけて本望です！笑、いつも本当にありがとうございます☺️ (2022年11月7日 23時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2022年10月16日 16時
