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阿「ソロが長かったから、そういうの、慣れてない？かもしれないけどさ…グループって、そういう場所だよ」
「…」
阿「ポジティブなこともネガティブなことも、同じように共有していかなきゃなんないの」
はっ…と気付かされたように、顔を上げて、綺麗な目で俺を見つめる。
阿「…だから、心配させるようなことでもちゃんと正直に言って。どうせかけるなら、理由のはっきりした心配かけさせてよ」
「…」
阿「……分かった？」
「…はい、」
阿「できる？」
「…できる。」
阿「ふふ、よし。笑」
俺の目をまっすぐ見て真面目な顔で頷いたAに、周りが言うような冷たい感じはどこにも無くて。
思わず頭を撫でると、少しほっとしたような顔をする。
…やっぱり、この子が頑張れるようにちゃんと守ってあげたいな、なんて、保護者みたいな気持ちになってしまった。
俺も、良い所も悪い所も同じように…彼女にちゃんと伝えていかなきゃ。
阿「…ってことで、とりあえず医務室行こっか」
「うん、」
阿「大丈夫？立てる？」
先に立ち上がって、彼女に手を差し出すと、ぎゅ、と掴まって自分の体重の支えにした。
「…っと、ありがとうございます、阿部ちゃん」
阿「いいよ、気にしないで……って、え？」
「ん？」
阿「今…阿部ちゃんって言った！？」
「んふ、笑」
ずっと君付けだったから、驚きと嬉しさで動揺する。
隣を見ると、ちょっとだけ照れたような笑顔。
「ほら、早く連れてってください阿部ちゃん」
阿「う、うん…、いや…このタイミングで変える…？」
「…むしろ、ここしかないと思ってんけど…」
阿「え、何で…？いや、めちゃめちゃ嬉しいけどさぁ…」
「ふふ、阿部ちゃん、笑」
…その時からかな、
俺の心配が、Aの信頼と表裏一体になっていったのは。
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黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» わ〜ありがとうございます(´˘`*)♡ そうだったんですね！楽しんでいただけて良かったです！.ˬ.)" (2022年11月21日 21時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころがり(プロフ) - ぴんくさん担なので終始口元ニヤニヤで読んでしまいました！黒葡萄さんが書かれるメンバーさん毎回本当に可愛いですね♡更新ありがとうございます(*^^*) (2022年11月21日 1時) (レス) id: 2f2c4b7be0 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» いつもありがとうございます(ˊ˘ˋ*)♡ 毎回そうして伝えてくださって、本当に嬉しくてありがたい限りです！今後も楽しんでお読み頂けたら幸いです¨̮⃝ (2022年11月14日 20時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころがり(プロフ) - めめのドラマを観て泣いて、めめに慰めてもらう。全めぐろ担の夢ですね(*^^*)今回の更新も楽しく読ませていただきました。ありがとうございます♪好きなものは好きー！って伝えたい派なのでコメントしつこかったらすみませんm(__)m (2022年11月14日 2時) (レス) @page46 id: 2f2c4b7be0 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» こちらこそコメントありがとうございます！キュンキュンしていただけて本望です！笑、いつも本当にありがとうございます☺️ (2022年11月7日 23時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2022年10月16日 16時
