紅一点、ちょっとクールでかなり沼。２【Snow Man】

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田「はーい、ということで皆さんお召し上がりくださーい、笑」










田村アナが呼びかけて、皆でフレンチトーストを試食。


私も事前に作られたものが席に用意されているので、涼太はそのまま、私だけキッチンからまた席へと戻っていく。

ちょうどMCの前を屈んで通るところが見切れて、










川「wwwもう何をしてんのバタバタと」

「すいません、これをどうしても涼太にやりたいと言われまして…」

川「あはっ笑、もう作らせたいし食べさせたいんだ、涼太は」

宮「ふふ、笑」










…あ、今ぽろっと涼太って呼んじゃった。笑


席に着いて食べようとすると、ちょうどカメラに抜かれたので…意識しながら一口。










「…ん、おいしいです！」

川「あーやっぱり美味しいですか、良いですね〜…あ、可愛らしいですね、笑」

「あ、…笑」










川島さんにそう言われてモニターを確認すると、ちょこっと口の端についてしまったパンの欠片。

はずかし。

スタジオの皆さんから「かわいい〜」とイジられ、自分でも笑いながら、普通に指で取ろうとしたら…










川「あっ！」

「！？」

宮「も〜…こんなとこにつけて……」

川「涼太が駆けつけてきた！」

「www」










涼太がキッチン台の方から私の元まですぐ駆け寄ってきて、私の席に用意されていたお手拭きでちょちょっと優しく拭き取る。


ちょっと待って、笑

そんな駆けつけることじゃないし、思いっきりカメラに背向けちゃってるよ？


色々とツッコみたいのに、面白すぎて笑うことしかできない。










宮「んもぅ…まったく…」

川「何やねんこの画…」










モニターには、涼太の背中越しに口を拭いてもらってる私。

…ほんまに何？これ。










川「この子やっぱり今日、お兄ちゃんに連れて来てもらったんか？」

「「www」」

川「これもう完全に妹ですよあなた」

「ふふ、いや…もうとっくに取れてるんですけど…笑」

宮「はぁ…まったく。かわいいやつ」

「あははっ！笑」










慣れた手つきでお手拭きを畳んで置いて、頭をぽんぽんしてから、颯爽とまた定位置に戻っていく。

変な空気に包まれて爆笑するスタジオ…










川「本日はいつも以上に舘様の情緒が不安定でーす」










ダメだ、笑いすぎてほっぺた痛くなってきた。





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