紅一点、ちょっとクールでかなり沼。２【Snow Man】

･３（×桃） ページ3

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キッタキッテナイチャレンジ、お次の挑戦者は…さっくん。


今回は、仲良しのメイクさんが履いていた厚底の靴をお借りして、いつもより身長を盛ってみようと思います。

さっくんは私と身長が数センチしか変わらないから、多分これで彼よりも高くなってるんじゃないかと思うけど…果たして気付くのか。










「さっくーん」

佐「んにゃ、Aちゃ！」

「…いつもとどこが違うでしょうか？」

佐「うおっ！いきなりベリーハードなクエスチョンきたねこれね」










ノリノリで歌詞に忠実に則ってくれるさっくん。

「えぇ〜…」なんて考えながら、体を引いて私の全身を見てくる。










佐「前髪は違うんでしょ？めめでやったんだもんね？」

「うん」

佐「アイシャドウか…それ以外か……」

「ん、ふふ、笑」










名探偵みたいな空気感で、直立の私の周りを歩き回って、色んな角度から凝視される。

近い。










佐「……あ、匂い？」

「え？」

佐「見た目じゃなくて匂いか！？」










すんすん、と横から首元を嗅がれる。

鼻が首筋にくっつきそう。…犬みたい。










佐「え〜めっちゃ良い匂いする〜‪♡」

「あの…一つ言うと、」

佐「おっ？なになにぃ？」

「…TikTok企画で "匂いが違います" なんてことはしません。」

佐「あははっ！確かに！画で伝わんないもんね？笑」










笑って、再び体を引くさっくん。


また全身を見てるので…ちょっとヒント。

さり気なく膝を伸び縮みさせながら、自分の手のひらを頭の上に乗せて、アピールしてみる。


…すると、突然はっとしたように頭と足元を交互に見て、










佐「…おまえ…！身長…！」

「お、」

佐「……俺より高いじゃねぇか！！」

「わぁ、正解、笑」

佐「何その靴！？」

「メイクさんにお借りしました」










隣に並んで、身長差が分かりやすくなる。

私よりも低く見えるさっくん。










「…ということで、チャレンジ成功〜」

佐「え、なんか…なんだろう、成功したのに複雑な気分」

「んふふ、笑」

佐「や…やめろ…っ！頭を撫でるなぁ！！」





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