止血方法と原因究明 ページ8
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深「鼻血の時って上向くんだっけ？下？」
阿「えっと、確か俯いた方がいいんだよね…
照、もう少しだけ上の方押さえられる？」
岩「ん、こう？」
阿「そう。で、Aちゃんは辛くない程度に下向いて」
「はひ……」
言われるがままに、こーじが出してくれたティッシュと共にさっくんのハンカチで口元全体を覆いながら俯くと、
鼻を押えてくれてるひかるくんが小さく「だいじょうぶ？」と口を動かし目を合わせてくれた。
深「すご、これが正しい止血方法？」
阿「うん、確か……鼻血が出た時は、キーゼルバッハ部位を強く圧迫することが大事なんだよね」
深「き、きーぜるば……？」
阿「で、血が喉の方に流れてっちゃわないように、下を向かせるのもポイントだったはず」
向「すごいあべちゃん！！」
渡「ふははぁ笑、さすがだな」
あべちゃんの雑学に笑いながら、持ってきたウェッティで私の血のついた手を拭いてくれてるしょっぴー。
その手つきは丁寧で、優しい。
「ごめんしょっぴ…」
渡「ん、いいって。気にすんな」
「汚いからすぐ捨てて手洗ってね…」
渡「ふはっw だいじょーぶだいじょーぶ」
ほら、キレイになった。って手のひらをとんとんして撫でてくれる。
「ありがとう……ごめんみんな…」
佐「んふふー気にしなくていいのにー」
深「…でも、なんで鼻血出ちゃったの？何かぶつけたりした？」
「んーん、全然…ただ、今日の朝起きたら、いきなり鼻から血が」
向「えぇ？怖い怖い」
「で、そのまま鼻にティッシュ詰めて1日過ごしてたけど、途中で何回か出血が…」
深「うん、それも怖いけど、おまえティッシュ鼻に突っ込んだまま1日大学歩いてたんだ？」
阿「んー…何か他に心当たりはない？例えば、鼻を頻繁にかんでたとか…」
ラ「あ、そういえば最近さぁ、Aちゃん鼻声ぎみなこと多くない？」
「ラウちゃん、」
そういえばさっきから見かけないなと思ったら、どっかの教室から持ってきたのかボックスティッシュを片手にしたラウちゃんが現れた。
深「鼻声？風邪？」
「いや、最近普通に寒いから、ちょっと鼻水とかくしゃみが…」
阿「なるほど、ここ数日で一気に寒さが厳しくなったからね…
それで鼻の粘膜が傷付いたとすれば、確かに鼻血が出てもおかしくない」
深「いやすげーな」
もうあべちゃん
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それにしても鼻血が止まらないどうしよう♪→←ほのぼのサークル初の流血沙汰！？
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黒葡萄(プロフ) - 塩野紗稀さん» こんにちは！ありがとうございます！☺️ 何度も読み返して下さってとても嬉しいです…！のろのろ更新ですがこれからも頑張ります！！お気遣いありがとうございます🥹 (3月6日 12時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
塩野紗稀(プロフ) - こんにちわ!!このシリーズ大好き過ぎて更新されるまでに何回も読み直してます!!大好きです!!これからも無理のない程度に更新頑張ってください!! (3月4日 23時) (レス) @page11 id: 9a8af20bd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2024年2月27日 2時
