渡辺、子供相手にガチギレ ページ39
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と、そこに。
渡「うおぉぉいっ！」
「え？」
またもや明らか園児のものではない、成人男性による怒声が聞こえてきた。
今度は外からのようだ…
気になって窓際まで行って、窓を開けて顔を出してみると。
『きゃー！笑』
渡「オォ待てやガキィ！！！！怒」
「しょっぴー！？何してんの」
しょっぴーがきゃっきゃと楽しそうに逃げ回る子供を必死になって追いかけていた。
渡「A…っ、コイツが、コイツがァ……！」
「え…？」
『きゃははっ！笑』ﾎﾟｲｯ
渡「アァァ！クソッ！！またやりやがったな！！！！怒」
『わー！』
言ってるそばからしょっぴーに砂をかけて、すぐにまた走り出す園児。
話を聞くと、さっきまで砂場で一緒に遊んでたのに、いつの間にか自分が砂をかけられる対象になっていた、と。
…うん、いやどういうこと？
渡「テンメェ！！この服そこそこいい値段すんだぞッ！！」ﾀﾞｯ
「そんなこと園児に直接言わないでー？」
『きゃはー！』
渡「アァ！待って！靴に石入った！！」
「いやあるけどそういう時」
渡「待ってタンマ！！痛い痛い痛い！！ちょ、まじで岩入ってる！！」
「んな訳あるか」
あんだけ砂を気にしてたくせにおもっきり横に倒れて、ほぼ自滅の形で靴を脱いで石を出すしょぴ。
……に、気付いた子供が、何か思いついたように笑って、
一旦どこかへ消えたあと、再びしょぴの元へと戻ってきた。
『……しょっぴーだいじょうぶ？』
渡「イテテテ…ああ、大丈夫、ありがと……ッグワァァァァァ！？」
『きゃははは！！うふふ！！』
渡「虫ッ！！虫はガチでダメだってェェェ！！」ﾀﾞｯ
『きゃはははっ！ねーぇーしょっぴー！！』
渡「おまッ、こっち来んなぁぁぁぁ！！」
『おこってるー？』
渡「もう怒ってない！！怒ってないから！！
あﾞあﾞあﾞ！！！！ごめんなさい！！！！」
「立場逆転してんじゃん…」
渡「A助けてぇぇぇぇぇぇぇぇ…」
「はい、がんばれー」
叫びながら向こうの方へ消えてったしょっぴーを適当に応援して、窓を閉めるのであった。
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黒葡萄(プロフ) - 塩野紗稀さん» こんにちは！ありがとうございます！☺️ 何度も読み返して下さってとても嬉しいです…！のろのろ更新ですがこれからも頑張ります！！お気遣いありがとうございます🥹 (3月6日 12時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
塩野紗稀(プロフ) - こんにちわ!!このシリーズ大好き過ぎて更新されるまでに何回も読み直してます!!大好きです!!これからも無理のない程度に更新頑張ってください!! (3月4日 23時) (レス) @page11 id: 9a8af20bd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2024年2月27日 2時
