何故か保育園にやって来た ページ31
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『はーい！ということで、今日は特別に…
大学生のお兄さんお姉さんたちが来てくれました〜！！みんなでご挨拶しましょう！せーの！』
『『こーんにーちは〜！！』』
深「わはぁ〜♡みんな、こんにちは〜！」
かわいいねぇ〜、と大量の園児たちを前にでろでろになりながら手を振るふっかさん。
を、筆頭にズラリと並ぶゆきサー部員たち。
「…ほんとに何これ」
ラ「こらAちゃん、ふっかさん喋ってんだから静かにしなよ」
「何で私達がこんな縁もゆかりも無い大学の近所というだけの保育園に招かれちゃってるわけ？」
ラ「なんか、毎年クリスマスの時期になると必ず依頼されるボランティアらしいよ？去年までは別のサークルが引き受けてたみたいだけど、今年は事情があって僕たちになったんだって」
「別のサークル…？」
岩「話によると、去年まではずっとザリガニ釣りサークルがこのボランティアをやっていたらしい」
目「ザリガニ釣りサークル！？！？」
「いやますます意味分かんねぇって」
岩「でももう廃部になっちゃったじゃん？だから代わりに俺らに依頼が来たの」
「なぜ保育園側はそんな特殊なサークルにばかり依頼を…」
目「そうか…そうだったんだ…
ザリガニ釣りサークルは、毎年クリスマスにこうして子供たちへザリガニ釣りの素晴らしさを教えていたんだ…！なんて素晴らしいサークル…ッ！！」
岩「ちなみに、ボランティア内容は子供たちと遊んだりお菓子配ったりするだけみたい」
「ザリガニ釣り関係ねぇな」
ラ「てかゆきだるまも関係ないね！」
つまり依頼できれば何でも良かったのか…。
渡「でもまさか、23日まで全員空いてるとはな」
阿「テスト期間の最終日って、案外何も無い人も多いしね。俺も1限で終わりだったから来れたし」
「私もテストは昨日で終わりだったけど…逆にこんな全員で押しかける必要あったのか？」
岩「話によると、ボランティアは3人くらいいれば良かったらしい」
「じゃあ邪魔じゃねぇか！？」
宮「まぁまぁ、子供たちと遊べるなんてなかなかないし、良いんじゃない？それに…ほら、」
「？」
向「もみあげ手裏剣っ！からの動脈ピースっ！！からのオッケーカフ！！」
佐「みんなぁ〜！！今日は遊びまくるぞォ〜〜！！！！」
深「あは、みんな喜んでる、かぁいい〜」
宮「……もう既にあんなに仲良くなっちゃってるし。」
さすがあの3人…。
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群がる園児ぇる→←プライドで埋めた24、本当は誘われたい25
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黒葡萄(プロフ) - 塩野紗稀さん» こんにちは！ありがとうございます！☺️ 何度も読み返して下さってとても嬉しいです…！のろのろ更新ですがこれからも頑張ります！！お気遣いありがとうございます🥹 (3月6日 12時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
塩野紗稀(プロフ) - こんにちわ!!このシリーズ大好き過ぎて更新されるまでに何回も読み直してます!!大好きです!!これからも無理のない程度に更新頑張ってください!! (3月4日 23時) (レス) @page11 id: 9a8af20bd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2024年2月27日 2時
