ω･`)チラッ ページ12
.
次のサークルの日。
佐「えぇ？まじ？w お前それ先言えよ〜笑」
「…」ｼﾞｯ…
佐「何それw めっちゃ面白いんだけどwww」
「…」ｼﾞｰｯ…
佐「はぁ、笑いすぎてしんど……え？なに、後ろ？」
「……」ｼﾞｨｨｰｯ…！
佐「おいおい笑、一体後ろに何がいるって……ッうわびっくっしたぁ！！」
「さっくん」
佐「何だよA！そんな影に隠れて！」
「…ちょっと、こっち、きて」
佐「んん？」
皆と駄弁っている後ろ姿に視線を送り続けた結果、気付いてくれたさっくんに向かって手招きすると、ふわふわとこっちへ来てくれる。
佐「なにぃ、どしたの？」
「…あの、これ、」
佐「えっ？なに！？」
「その…」
佐「プレゼント！？開けていい？？」
「や、まぁ……うん。」
中身を見てもらった方が早いか、と渡した小さめの包装紙が開かれるのを見つめた。
佐「えぇ？どしたの急に、プレゼントなんて…何かあったっけ、って！！」
「…」
佐「これ…ハンカチじゃん！」
「…うん」
佐「しかも、なにこれ、何か…桜？」
「うん、」
佐「桜と猫！入ってるし！めっっちゃかわいい！！どしたの！」
「……このまえ、さっくんがハンカチ貸してくれて、ダメにしちゃったから…」
佐「え、…まさかそれで気遣って、俺に新品プレゼントしてくれたの？」
「気遣ってない、ほんとにごめんなさいって気持ちで…」
佐「んんん〜〜ダメだっ！！これは流石にかわいすぎるっ！！てかうれしい！！！てかありがとう！！！！」
「グェ」
ムギュッ、と勢いでハグをされ、内蔵が押し出されそうになる。
佐「全然いーのに！！でもうれしい！！かわいいし！！これ俺のために選んでくれたの？」
「………ピンクで、猫だから」
佐「うひゃ〜〜っ！！うんうん！！俺ピンクだもんね！！猫好きだし！！」
「で、さくまだから…さくら」
佐「きゃぁ〜〜〜っ！！そこも掛けてんの！？それで桜ピンク！？かわいッ！！！！」
「…使ってね」
佐「えぇ〜〜こんなかわいいもの使えるかな！？！？俺冷凍保存しちゃうよ！？」
「冷凍は余計かも」
でも、笑顔で受け取ってもらえて…よかった。
佐「んん〜でもそーだな、使わないのもそれはそれでもったいないし…」
「…」
佐「…けど、"新品" なんだよね？」
「えっ？うん…？」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1371人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒葡萄(プロフ) - 塩野紗稀さん» こんにちは！ありがとうございます！☺️ 何度も読み返して下さってとても嬉しいです…！のろのろ更新ですがこれからも頑張ります！！お気遣いありがとうございます🥹 (3月6日 12時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
塩野紗稀(プロフ) - こんにちわ!!このシリーズ大好き過ぎて更新されるまでに何回も読み直してます!!大好きです!!これからも無理のない程度に更新頑張ってください!! (3月4日 23時) (レス) @page11 id: 9a8af20bd2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒葡萄
| 作成日時：2024年2月27日 2時
