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佐「きゃ…きゃわ〜〜……！」
感動を無理やり抑え込むように、ボリューム小さめで声を震わせているさっくんは、私の背中にしっかりと腕を回してホールドする。
その安定感になんとなく、頭をすりすりしてみると、
佐「あぁぁ……A………っ」
「……」
佐「………すぅーーっ…、」
「…、」
佐「……んはぁぁぁ…、やば…だめだ、いーにおいすぎる……っ」
「……」
髪の毛にほっぺを擦りつけられたのち、かなり深く吸われた。
抱き締めていたはずの手はいつの間にかする〜っと背中をなぞりながら下降し、腰の辺りで止まって手のひらであったかく撫でられる。
「…」
佐「…かわいーね、Aちゃん、」
「……」
佐「ねこだね？」
「……」
佐「んへへ、ねこなのぉ？うち来るか？」
「…」
佐「ツナとシャチに続く3匹目になるか？んね？Aならきっとすぐ仲良くなれるよ？」
「……、」
佐「……おぉ…？」
…その言葉に、胸にうずめていた顔をゆっくりと上げて、さっくんを見つめる。
佐「…なに、どした……」
「……さっくんのお家、連れてって？」
佐「っ！！？」
岩「あぁ〜もう、机揺らさないでよ」
ようやく喋った私に、動揺してテーブルに脚をぶつけ、照に怒られてるけど、
そんな場合じゃないと言わんばかりに私の方しか見ていない。
佐「なななななんて？なんて？？なんて！？」
「さっくんのお家……行きたい…」
佐「まじで！？！？」
「……うん」
佐「えっえっそれはえーっと、あの……おっ俺に飼われ、」
宮「いや、猫に会いたいからだから。」
佐「………へ？」
ぽん。とさっくんの肩に手を乗せて、ごく冷静に言い放つ涼太。
目「Aさんずーっと言ってたもんね、ツナとシャチに会いたいって」
佐「…えっ…？」
向「やっと本人に言えたんか〜」
ラ「Aちゃん、えらい！言えてえらいね！」
佐「え、なに……皆知ってたの…！？」
ぱっと周りに目をやれば、他のメンバー達もこちらを見て呆れ混じりに笑っている。
「……そういうことなので、さっくん。」
佐「へぇ…っ？」
「私をツナとシャチに会わせてください」
佐「ふっ……ふつーに言え！！」
見つめてくるから何かと思ったじゃん！と言うさっくんにはあっさりと許可をもらえて、この後会えることになりました。
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黒葡萄(プロフ) - スノーウイさん» コメントありがとうございます！ヒロインのことを言っていただけるなんてとっても嬉しいです(*´˘`*)♡ お気遣いもありがとうございます、のんびりですが頑張ります！ (7月8日 16時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
スノーウイ(プロフ) - 初めまして＾＾初コメント失礼します。ヒロインに私も沼ってしまいました。可愛い！更新大変だと思いますが無理せず頑張ってください＾＾応援しています (7月7日 19時) (レス) @page26 id: b27a556d60 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - ひまわりさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです🥹 マイペースですが気長にお待ち頂けたら幸いです！ (6月5日 2時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - この小説大好きで何回も読んでいます！また更新楽しみにしています！ (6月2日 20時) (レス) id: 3a6334a239 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - 小袖さん» ありがとうございます！これからも頑張りたいと思います！ (2023年5月6日 1時) (レス) id: a634bcac3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2023年4月17日 15時
