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向「あ、ほら。"のっきー康二くんのこと嫌いなん？笑" って」
「ふふ、いや…嫌いじゃないですよ、？」
向「んー。でも "康二くん不安がってる" って」
「えー？…すきですよ？」
向「"のっきーそれじゃ足りない！" って」
「……書いてへんやろ」
向「あっ、バレた？笑」
「そんなコメント無かったもん」
向「あかんバレてるwww」
あたかもコメントされてるかのように話してた康二を、
…画面越しではなく、直接見つめて。
「……そんなことしなくても、大好きだよ。」
向「っ！？ ふはぁぁっ！！？」
「ふふ、笑」
向「えぇ！！…だいすきなん？」
「……だいすき。」
向「俺は愛してる。」
「っ……笑」
向「俺は愛してんで、A、」
「…ん……」
向「A？Aは？？」
「……も〜…」
私から言って終わるかと思いきや、更に上回ってきた。
珍しく強気に、キリッとした目つきで笑う。
向「A、俺今日誕生日やで？」
「それやめて、」
向「どうなんですか？Aさん」
「……」
向「ん？」
「………誕生日じゃなくても、愛してるよ」
向「うぇ〜〜〜い！！いやっほーーぅ！！」
「いやどんなテンション、笑」
向「みんな聞きました！？聞いたね！？」
「言質取らんといて」
大はしゃぎでカメラにアピールする康二。
それを見ながら、
…そろそろお暇しようかな〜なんて考えていると、
向「…あかんで！！」
「えっ」
向「帰ったらあかん。」
「…いや…まだ何も言ってないのに、」
向「あかん。帰ろうとしてるやろ？」
「まぁ…、もうそろそろね？」
向「……おってよ〜…」
立ち上がろうとする私の腕をひしと掴んで、寂しそうな目。
…こういうことね、"長くなる" って…。笑
まだ帰らんといて、なんて言われる傍らで考える。
…きっとこのまま普通に帰ろうとしても、あの手この手で引き止められてしまうなら。
「…康二、」
向「なに？」
「………」ｺｿｯ
向「…えっ、」
「…じゃあね。お邪魔しました〜」
向「えぇ！？あ、ちょ……じゃ、またね！」
「んふ、うん。ばいばい、笑」
こっそりと耳打ちすれば、康二にだけ届いたその言葉にきらんと笑顔が輝き、私はあっさりと抜け出すことができた。
"…終わったら家寄って。渡したいものあるから"
…用意してたプレゼント、せっかくだから今日のうちにあげよう。
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黒葡萄(プロフ) - スノーウイさん» コメントありがとうございます！ヒロインのことを言っていただけるなんてとっても嬉しいです(*´˘`*)♡ お気遣いもありがとうございます、のんびりですが頑張ります！ (7月8日 16時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
スノーウイ(プロフ) - 初めまして＾＾初コメント失礼します。ヒロインに私も沼ってしまいました。可愛い！更新大変だと思いますが無理せず頑張ってください＾＾応援しています (7月7日 19時) (レス) @page26 id: b27a556d60 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - ひまわりさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです🥹 マイペースですが気長にお待ち頂けたら幸いです！ (6月5日 2時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - この小説大好きで何回も読んでいます！また更新楽しみにしています！ (6月2日 20時) (レス) id: 3a6334a239 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - 小袖さん» ありがとうございます！これからも頑張りたいと思います！ (2023年5月6日 1時) (レス) id: a634bcac3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2023年4月17日 15時
