#こーじの語り部屋（インスタライブ） ページ18
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6月21日。
夜、仕事が終わって、そこから私は急いで車を回してもらっていた。
そして、とある場所に到着し中に入ると…
向「そうね〜うん、だから……っえ！！」
「…んふ、笑」
向「ちょっと、みなさん！…なんとあの方が来てくれました！」
セッティングされたスマホに向かって喋ってた康二がこちらに気付いて、目を輝かせて手招きする。
…そう、只今現在進行形で、康二は誕生日記念のインスタライブ中。
「…どーも〜、笑」
向「Aちゃん！」
「ふふ、…楠Aでーす」
向「ぇえ！来てくれたん？嬉しい〜…！！」
「来たよ〜こーじおめでとう」
カメラに向かって手をふりふり。
…すご、さすが康二。
たくさんの人が見てくれてるみたいで、私にも反応を示してくれるコメント。
向「嬉しいねぇ〜。さっきな、舘さんも来てくれてん」
「ああ、うん、入口のとこですれ違った」
向「あ、そうなん？……引き止めるやろそこ〜」
「いや引き止めへんやろ、笑」
向「何逃してんねん〜」
「涼太、言うてたで？」
向「え、なにぃ？笑」
「"1回出たら長くなるよ" って」
向「あははwww」
「"気を付けて" って」
向「あぁ〜それは間違ってへんなぁ笑」
「え…ほんまに…？」
向「何でちょっと嫌そうやねん」
「…不安です……」
向「はい、おいで？」
「…」
座っている膝の上を、ぽんぽん叩いて私を見上げる。
何の曇りも無い眼で。
「……結構です。」
向「なぁんでよぉ〜〜」
「いや待って、こっちに椅子あるやん」
向「あかんそれ座る用じゃない！」
「座る用じゃない椅子って何？笑」
向「そっちあかん！こっちやって！」
「…この椅子、座らせていただきますね？」
向「…なぁ。俺今日誕生日やねんで？」
…分かりやすくきゅるきゅるの瞳で見つめる康二を、私は上から見下ろしたままフリーズ。
「……も〜、何なん…」ﾎﾟｽｯ
向「あはっ、来たぁ！皆さん、Aちゃんが今！僕の膝の上に座ってます！」
「見たら分かんねん」
向「あははっ笑」
キャッキャと笑いながら、渋々膝の上に座った私をすかさず後ろからぎゅっと抱き締めて、背中に頬ずりしてくる。
「…そんでさ、誕生日切り札にするんやめてや」
向「え？笑、切り札やろ？」
「それ言われたらもう何も断られへんやん」
向「ふふふ、Aちゃんありがとう♡」
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黒葡萄(プロフ) - スノーウイさん» コメントありがとうございます！ヒロインのことを言っていただけるなんてとっても嬉しいです(*´˘`*)♡ お気遣いもありがとうございます、のんびりですが頑張ります！ (7月8日 16時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
スノーウイ(プロフ) - 初めまして＾＾初コメント失礼します。ヒロインに私も沼ってしまいました。可愛い！更新大変だと思いますが無理せず頑張ってください＾＾応援しています (7月7日 19時) (レス) @page26 id: b27a556d60 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - ひまわりさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです🥹 マイペースですが気長にお待ち頂けたら幸いです！ (6月5日 2時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - この小説大好きで何回も読んでいます！また更新楽しみにしています！ (6月2日 20時) (レス) id: 3a6334a239 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - 小袖さん» ありがとうございます！これからも頑張りたいと思います！ (2023年5月6日 1時) (レス) id: a634bcac3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2023年4月17日 15時
