提案 ページ29
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村「急に何を言い出してんねん！」
安「いや、僕にとっては急やなくて…」
渋「ボケにしては弱いぞ」
安「ボケちゃう！あの、ほんまに、本気でな、」
横「ヤス…何言うてるん？」
安「ちょお聞いて？あのな？」
即座に詰められる章大君…うん、見慣れた光景。
でもどうやら、彼的には真面目に発言したらしく。
安「…色々考えたんやけど、
やっぱり皆で暮らしたらええんちゃうかな？って思って」
大「…何で？何でそうなったん？その色々を教えて？」
丸「やっぱりってことは何周かしてんねや」
「私達はまだ一周目ですよ」
錦「もう〜そんな詰めんとってあげや、可哀想やで」
安「いや可哀想が一番傷つくわ」
横「ヤス…何言うてるん？」
安「満を持してもっかい言うな！」
どうしよう、
こういう時の章大君色々と面白くて全然話進まない。
まぁ本当に説明が欲しいというのはあるけど。
すると、ほんまにふざけてるんやなくてな、と
仕切り直すようにまた話し出す章大君。
安「まずな？Aちゃんのこと」
「私…？」
安「うん。今スランプ…かも？ってなってるし、
Aちゃん自身が一番不安やと思うねん。
一人で思い詰めてまうかもしらんし、俺らも心配する。
けど、それがもし、俺らと一緒におることで軽減できるなら…」
丸「一緒に過ごせる時間が増えた方が良い…？」
安「そう！」
大「…つまり、一緒に暮らすのが一番手っ取り早いと？」
安「そういうことや！」
隆平君や忠義君に伝わって、力強くなる話し方。
そういうこと…なの？
ちょっと、飛躍してる気はするけど…。
安「それに、一緒に暮らせたら、
Aちゃんの身の危険もすぐ察知できる」
横「ああ…確かに」
安「よこちょなんて特に心配やろ？
あんなこともあったし…。今までより守りやすくなるで？」
村「まぁ、皆で守れるようにはなるな」
安「ほら！な？」
章大君の言葉を受け止めて、咀嚼してる侯隆君と信五君。
じっくり話を吟味する二人に対して、
章大君は更にまた話を進めていく。
安「それから…練習のことも」
錦「練習？」
安「…これは皆思ってるんやないかな、って、思うんやけど…
全員で集まって練習できる日が、もっと増やせたらなぁって」
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黒葡萄(プロフ) - にのちゃさん» ありがとうございます！初めから読んでくださり有難いです…！頑張ります！ (2022年2月27日 2時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にのちゃ(プロフ) - 初めまして！一昨日から読み始めてやっと追い付きました(笑)読んでいてホッコリしますし、クスッと笑える面もあって最高です(*´∀｀*)更新、楽しみにしています。応援してます( ≧∀≦)ノ (2022年2月25日 14時) (レス) id: 43bde75e07 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - みけねこさん» コメントありがとうございます。またお読みいただけて私も嬉しいです！ (2022年2月24日 16時) (レス) @page11 id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ(プロフ) - 更新ありがとうございます！最近また読み返していたばかりだったから、とっても嬉しいです。これからの更新も楽しみに待ってます。 (2022年2月23日 3時) (レス) @page8 id: d311d92dc2 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - ayayanさん» ありがとうございます。ただいまです！ (2022年2月23日 0時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2022年2月21日 18時
