繋ぎ止め ページ28
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んー…
どうしたら忠義先輩の気持ちが変わるんだろう…。
あれから数日、
結局忠義先輩からの連絡はなく、何も進まないまま
ゴールデンウィークは終わってしまった。
一応章ちゃん先輩が、連絡が途絶えたりしないよう
繋ぎ止めてくれているらしい。
あの日私達が帰った後、
忠義先輩は何も言わなかったけど、
確実に凹んでたって。
少しは心境に変化が出たら良いけど…。
大学が終わりバイトへ向かう途中、
スマホをいじっているとLINEが来た。
勝手に先輩からかな？と思ったけど、違った。
加《A、朗報！！
…シゲくんだ。
分かりやすくテンションの高い文字。
何か珍しい。笑
どうしたんだろう、なんて思って
次のメッセージを待ってたら、
加《丸山君に会った！
「え…！？」
あまりの驚きに、思わず声を漏らす。
電車の中なのに、またやっちゃった。
幸い今日の車内はうるさいから
目立たなかったけど。
…それよりも、マル先輩がいた…！？
慌ててトークを開いて、即レス。
《本当！？
《マル先輩に！？
すると、
向こうもすぐに既読をつけて返してくれる。
加《ほんと 笑
加《さっき会った
加《早く教えなきゃと思って
少し手が震える。
さっき…その言葉だけでぐっと距離が近く感じて、
ああ、いるんだ、って。
そしてそれをすぐ教えてくれた
シゲくんの優しさにも、感謝しか無くて。
どうしよ、心臓ドキドキしてる。
《ありがとうシゲくん
《ちなみに、どこで会ったの？
加《どういたしまして
加《いつもは行かない本屋に行ったら、
たまたまバイトしてて、ばったり
本屋…。
そっか、シゲくんは本が好きだから、
よく書店に行くって言ってたな…。
そこで、マル先輩がバイトを？
…確かにマル先輩も、高校の時にすばる先輩と
『ありそうで無い本のタイトル』とか考えて
遊んでたような…？(多分関係無い)
《凄い偶然だね 笑
《話した？
加《話した
加《Aが会いたがってたって言ったら
びっくりしてた
え、会いたがってるって何か恥ずかしい。←
でも、びっくりしてたってなんだろう。
めっちゃ喜びそうなのにな。(自分で言う)
違和感と疑問を抱いていると、
続いて画面に連絡先が現れる。
…これってまさか…
加《これ丸山君のLINE
加《許可は頂いてます 笑
《天才か！
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黒葡萄(プロフ) - ゆっちさん» ありがとうございます！とても嬉しいお言葉です…。今まで以上に書くのが遅くなってきているので、頑張ります笑 (2018年8月9日 10時) (
レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - 本当にこの作品がめっちゃ好きです！最近そんな更新されてないので更新しちゃってください！これからも応援してます！ (2018年8月9日 8時) (レス) id: 97646d7482 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - おおおいさん» ありがとうございます！！ (2018年8月4日 5時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
おおおい - この作品の更新があるたびに一人で「おぉ、、、、、!」(いやっふぅ〜!!!)←心の中でさけんでます(((続きが気になるぅ! (2018年8月3日 21時) (レス) id: b4b5488299 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - 春歌さん» ありがとうございます！ (2018年7月30日 18時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2018年7月4日 18時
