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錦「ほんましばく」
丸「ごめんてぇ」
「亮先輩、忠義先輩もお願いします」
大「何で俺だけ！？」
安「俺免除された、笑」
全くこの方々は、給食の時間中に
牛乳飲んでる子を笑わせる小学生と一緒である。
それでも何とか全員恵方巻きを食べ終わったけど。
丸「まぁまぁ…豆まきしよう？」
安「豆まきを鎮静に使うな」
章ちゃん先輩に地味にツボりそうになる。←
むしろそのツッコミで落ち着いた私たちは、
豆まきの準備をする。
先程買った小分けの袋になっている豆を
それぞれ持って立ち上がった。
錦「…で、誰が鬼やるん」
安「おに？」
丸「あ、さっきこの豆買う時に付いてたで」
大「これ、」
すっと忠義先輩が出したのは、
厚紙に赤鬼の顔が印刷されたお面。
「私がやりましょうか？」
錦「え」
「皆さんは豆まき楽しんでください」
丸「Aちゃんが鬼…？」
こういうのは後輩の役回りだしね、うん。
忠義先輩からお面を受け取って、
両手で顔の前に持ってくる。
「はい、どうぞ当ててください」
大「…いやいやいやいや！」
安「集団リンチやん！」
「どこがですか」
丸「さすがに女の子一人に
男四人では当てられへんわぁ」
「…がおー」
大「威嚇してもあかん！可愛いけど！」
錦「ていうか鬼の鳴き声はガオーなん？笑」
大「可愛いから何でもえけど！」
錦「おい」
そんな流れで私は鬼候補から外れてしまいました。
じゃあ代わりに誰か…
大「ここはマルやろ」
丸「え、僕？」
錦「行け、マル」
安「似合いそうやしな〜」
丸「ほんま？」
そして章ちゃん先輩の適当発言に
乗せられてしまったマル先輩が、鬼をやることに。
丸「がおぉぉぉぉ！」
安「わー鬼やー」
大「鬼はー外ー」
ノリノリで鬼を務めるマル先輩に、
これまたノリノリで小袋に入った豆を当てる
先輩たち。
袋がぱつーんと当たっては落ちていく。
錦「…よお考えたらコイツ
自分の家やのに外追い出されるんやな…」
「何か悲しいですね」
丸「任せといてその言い草！？」
大「てか何で俺らがマルの家の福招かなあかんの」
安「マルん家に福来ても、
バンドに直接関係あらへん…」
丸「家上がっといてその冷め具合！？」
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黒葡萄(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます！これからどうなっていくのか、ぜひ見届けて頂けると嬉しいです！ (2018年3月14日 10時) (
レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 未来が気になるお話ですねー、是非大学生バージョンも見てみたい (2018年3月11日 19時) (レス) id: b46cbad2cc (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - りこさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて本当に嬉しい限りです…！良かったらこれからも楽しみにしててください！ (2018年2月13日 13時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - 春歌さん» コメントありがとうございます！一番の要注意先輩です笑 (2018年2月13日 13時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - もう毎回楽しみすぎてヤバイです もうこのお話大好きです (2018年2月12日 23時) (レス) id: e52a1f5f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2018年1月7日 4時
