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プシュー…
「あ、亮先輩」
横「ほんまや」
次の駅に止まると、車窓から亮先輩の姿が見えた。
「こんばんは」
錦「あ、こんばんは、笑
…なんかAええ匂いする」
「亮先輩まで？」
錦「までって何やねん」
横「俺が先言うてたの」
錦「何でドヤ顔してんすか」
先輩たち、
くだらないことで張り合わないでください。
電車のドアが閉まり、再び電車は出発。
ガタゴト揺れて、
三人で話しているうちにすぐ目的の駅に到着する。
時間を確認すると、夜の11時。
降りたのは神社の最寄り駅だけど、
一応現地集合だからそのままそこへ向かう。
ときどき部活でお願いする小さい神社じゃなくて、
人が沢山集まるような大きな神社。笑
理由は、忠義先輩曰く、ちゃんと屋台が出るから。
忠義先輩…分かります。←
道を歩いていると神社に近付くほど混雑してきた。
錦「すばるくん、ちゃんと起きてんのかな」
横「ヒナをナメたらあかん」
「きっと引きずり出してくれますよ」
横「言い方」
錦「そうやな、
絶対引きずってでも連れてきてくれるよな」
横「いや二人の想像してるすばる
どんだけ起きひんねん」
人の流れに半分身を任せる勢いで歩いてたら、
間もなく立派な鳥居が見えてきた。
この辺の人は大抵ここへお参りに来てると思う。
大「横山くーん！」
横「あ、大倉」
人混みにかき消されながら微かに聞こえてきた
忠義先輩の声に、ヨコ先輩が反応する。
こんな混雑の中でも分かりやすいくらい、
やっぱり忠義先輩は高身長なんだなぁと実感。
人の間を上手くすり抜けて、忠義先輩と、
それから一緒にいた章ちゃん先輩とマル先輩とも
合流した。
大「すばるくん来れるかなぁ」
横「どっくんと同じこと言うなや 笑」
錦「A、何やったっけ？」
「え？…あ、きっと引きずり出してくれますよ 笑」
大「何それ、さっきも言うたん？笑」
安「確かに信ちゃんなら引きずり出してくれそう」
横「納得すんのかい」
丸「地面引きずりながら連れてく感じか」
横「すばる血だらけや」
「ヨコ先輩一人でツッコむの大変そう」
横「ヒナ早く来てくれ！」
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黒葡萄(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます！これからどうなっていくのか、ぜひ見届けて頂けると嬉しいです！ (2018年3月14日 10時) (
レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 未来が気になるお話ですねー、是非大学生バージョンも見てみたい (2018年3月11日 19時) (レス) id: b46cbad2cc (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - りこさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて本当に嬉しい限りです…！良かったらこれからも楽しみにしててください！ (2018年2月13日 13時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - 春歌さん» コメントありがとうございます！一番の要注意先輩です笑 (2018年2月13日 13時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
りこ - もう毎回楽しみすぎてヤバイです もうこのお話大好きです (2018年2月12日 23時) (レス) id: e52a1f5f42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2018年1月7日 4時
