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「着いたぁー」
バスに揺られて30分、
合宿所の近くのバス停で降りた私たち。
何も無い道、ガードレールの向こう側には海が見える。
その道沿いを、荷物を持って歩く。
普段慣れないような潮の匂いが鼻をついた。
この匂いいつぶりだろう。
…なんてぼんやり考えてたら
丸「荷物持とか？」
「えっ…」
優しい笑顔で話しかけられた。
「いや、でもこれ重いし…」
丸「やから持つやん」
「いやいや、私の持つものが無くなっちゃいます笑」
私が今持ってるのは、
お泊まり用の大きなバッグと、背負ってるリュックだけ。
さすがに他人に持たせて自分だけ手ぶらはね…
丸「…ほんならこれで、」
「わっ…！」
かばんの二つある持ち手の
片方だけを持つマル先輩。
それだけで一気に軽くなる。
丸「二人で半分こ、笑」
「ありがとうございます、
でもこれ、重さ的にはほぼマル先輩が持ってる…笑」
丸「ええのええのっ」
「すみません…」
丸「何で謝るん〜
手繋ぎみたいで楽しいし、ええやんか」
微笑んで構わず持ち続ける。
手繋ぎって…
そう言われるとこの状態が
カップルみたいに思えてきて、照れる…。
不意に見せる男らしさとか、ずるいなぁって思う。
.
丸「あ、Aちゃんここやで！」
声をかけられ一緒に立ち止まる。
大きな建物だけど、それなりに古そう。
海と合宿所の間には、
今通ってきた大きな道が一本あるだけ。
本当に海の目の前なんだ…。
村「俺ら受付行ってくるから、そこに座っとって」
「「はーい」」
三年生が受付へと向かい、
二年生と私はロビー的な所にあったソファに座る。
それまでマル先輩が片方持っていてくれた荷物を
「せーの」で下ろした。
「ありがとうございます」
丸「いえいえ！」
大「Aちゃんやからってええ格好すんのやめて」
丸「え、してへん！泣」
「ちょっ、忠義先輩」
安「やばい、大倉バキバキモード突入、笑」
大「やって俺らが持っててもそんなんせぇへんやん」
丸「お前ら男やろ笑」
大「…んふ、あっはっはっ笑」
「いや自分のボケにツッコまれて笑うって何ですか」
丸「ふふふははっ笑」
「ツッコんだ側も一緒になって笑うんですね」
錦「Aが一番冷静やな笑」
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黒葡萄(プロフ) - yukiさん» コメントありがとうございます！フラグにはならないようにしてますが、きゅんきゅんさせられるよう頑張っています笑 (2017年8月22日 21時) (
レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
yuki(プロフ) - 面白いですね(≧∇≦)ギリギリフラグになるのかならないのか状態が凄い良い感じです！w (2017年8月22日 20時) (レス) id: f5b799cd8c (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - ｍｉｋｉ☆さん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しい限りです…！上手く書けるか分かりませんが、嵐の登場もタイミングがあれば考えておきます！(´∀`) (2017年8月14日 9時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
ｍｉｋｉ☆(プロフ) - 続編おめでとうございます！夢主ちゃんめっちゃ好きでっす！夏祭りの話でNEWSのメンバーが出てきて嬉しかったです！これからの話でも他のジャニーズグループが出てきたら嬉しいなぁって思ってます！特に嵐を希望します！ｗこれからも毎日更新楽しみに待っています！ (2017年8月13日 22時) (レス) id: 92ab99b37e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2017年8月13日 15時
