満更でもない人によるランチのお誘い ページ19
.
1限の教室がある建物を出て外を移動してると、向こうから眠そうな顔で歩いてくる渡辺さん発見。
…あ、そうだ。あだ名。
「…あ、しょっぴーだ！」
渡「……」
「しょっぴーですよね？しょっぴーですか！？うん、これは完全にしょっぴーだ！！」
渡「……お前まじでうざい。本当に今すぐ消えてほしい」
私に捕まって面倒くさそうにするも、顔が笑っちゃってる。
なるほど満更でもないんだな。
「何で？かわいいじゃないですか、しょっぴーせんぱい♡」
渡「ねぇ〜〜もうほんとそのあだ名やめて。キツい。キモい後輩にきしょいあだ名で呼ばせてるイタい人間だと思われる」
「キモい後輩だけでも撤回してもらっていい？」
渡「とにかくキャンパス内でしょっぴーは恥ずすぎる。やめてくれまじで」
「サークルの中だけだったら良いですか？」
渡「………」
「…」
渡「……いやダメだよ普通に。あぶねぇ。いいよ♡って言っちゃうとこだったわ」
「え〜かわいいのになぁしょっぴー」
渡「だからやめろって」
「すみませんしょっぴー。今度から気を付けますねしょっぴー。」
渡「…お前死ぬほどナメてるよね俺のこと」
「いや？死ぬほど愛でてますよしょっぴー先輩のこと」
渡「だっる笑」
ほらまたそんな嬉しそうな顔しちゃって。
渡「てかさ、お前1限だったの？」
「そうですよ。ほとんど寝てましたけど」
渡「ふっ…まぁ眠いよね。仕方ない。
2限は？」
「ありますよ。しょっぴーもこれから2限？」
渡「うん」
「じゃあもう行かなきゃですね、」
渡「あ、待って。」
「え？」
渡「昼飯、部室で食うんだけどAも一緒に来る？」
「え！いいですね行きたいです！」
渡「ふはっ、じゃあ終わったら部室集合ね。」
「らじゃー！」
…あ、部室4階じゃん忘れてた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 755人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒葡萄(プロフ) - minaseさん» ありがとうございます！そう思っていただけて嬉しいです☺️ (10月16日 22時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
minase(プロフ) - めめとの会話好きです (9月21日 14時) (レス) @page29 id: 2cb09aeba9 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - くささん» ありがとうございます！こちらこそコメント嬉しいです☺️ そして間接キス…仰る通りです！笑 (2023年1月25日 18時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
くさ - コメント失礼します！あの、しょぴしょぴしょっぴーが可愛すぎて…！絶対そこらの女子より可愛いですよね？あとコンビニパン、間接キスというものなのでは… 違ったら読解力がないだけですが、個人的に嬉しいです！ありがとうございます！ (2023年1月25日 7時) (レス) @page41 id: 56aae56e91 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - ほのかさん» わわわわそれは…！嬉し恥ずかしです、本当にありがたい限りです！沢山見ていただいて、応援していただけて、光栄です。本当に本当にありがとうございます！ (2023年1月10日 2時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒葡萄
| 作成日時：2022年12月30日 18時
