my future with you 2

再スタート ページ9

5時間目、ずーっと結菜にいじられてた裕太
気になったけど、眠いしそのまま6時間目までほぼ寝てた

…うわ、よく寝た
だいぶクズじゃん。なんて
直ちゃんみてたの知ってたけど
そんなん知らないもんて



慎｢玲於くん。裕太くん｣

玲於｢お！今行くー
裕太くんー、Aー｣

裕太｢へーい｣




SHL終わってすぐ来た、隣のクラスの慎くんと海青くん


まってまって、みんな支度が早いって





玲於｢準備に何分かかってんの？｣

｢うるさいなー、ちょっとまって！｣

裕太｢なんでそんな荷物多いん？｣

｢わかんない！なんかこうなった｣




ダンスの話聞いてて、いつどこで踊るかわからなかったし、何日か前からシューズやら何やら持ってきてたのはよかったんだけど


ほら、私めっちゃ準備いいでしょ？
悩んでた割に、やる気だったのかもねなんて





けど、思ったより今日の荷物多い

…うわ、体育のせいだこれ


今だけ体育着がすっごく憎いよ




裕太｢…ほら、1個持つ貸して｣

｢え？いいよ？持てるから｣

裕太｢手、足りてへんけど？｣

｢…そんなこと、ある、ね｣

裕太｢ほら行くよー｣



そう言ってサラッと私の荷物持って言った



隼｢うわ、裕太くん今のイケメン｣

結菜｢それ思った｣




なんて隣のカップルが言ってる
…たしかに。うん。

て、待ってよ。置いてかないでよ
小走りで追いかけて、ついた2回の踊り場




なんでここ、大きい鏡あるのか理解できないけど
確かにダンスには最適かもなんて


人通らないし、ここならケータイ没収されないし

ケータイ、禁止なんだよねうちの学校
って、そんなのどうでもいいんだけど





玲於｢でね、この曲で俺らがでて｣

慎｢そしたら、ここで裕太くんとAちゃん入れれば｣

裕太｢それええかも｣





構成やら、曲やら、振りやら
…この間、ちょっと踊ってみたけどやっぱりなかなかのブランクだから、頭パンクする






裕太｢ふは。Aキャパ足りてないって顔してる｣

｢むり、無理無理｣

玲於｢ごめんごめん。じゃ、とりあえず1曲やろ｣




そうこうして、練習が始まった

2年前ぐらいの、感覚取り戻さないと

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