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忘れられない ページ6

それから数週間経つけど、相変わらず中務くんとは会話すらしてなくて





逆隣の亜嵐たちと話したり、いつも通り過ごしてる








中務くん。
常にイヤホンとかして動画見てるの
たまーに龍友が教室きて、話しかけてるの見るけど







やっぱ、私苦手だなあ

ていうか、多分私嫌われてる







龍友「裕太いつも何見てんの?」


裕太「ん?」


龍友「ダンス?」


裕太「そやで」


龍友「へー、こういうの踊れるんか?」


裕太「ん、まあ。それなりに?」


龍友「へぇー!見てみたいかも」


裕太「やだわ。笑」







…あ、笑った







龍友「えー、龍ちゃん見たい」


玲於「龍友くんきも」


龍友「なんやと玲於」


裕太「…っふふ。平和やな」


結菜「いつもこんなんだよ」


裕太「へえー。」








龍友と、玲於のやり取り見て笑う中務くん。

いつも無だったか、笑ってるイメージわかなかったけど以外







結菜「…割と笑うと可愛いかも」


「え?」


結菜「ううん。なんかちょっとさギャップじゃない?」


「確かに」








大阪にいた頃はどんな子だったんだろう

てか、ダンスやってたんだ
…ダンスか






大阪にダンスにどちらも私の中では、記憶から消したいワード







最初、龍友の関西弁すら嫌だったんだから






あんまり関西弁ばっか聞いてると思い出すんだから









__翔吾は、もう会えないのに









悲しくなるからやめたやめた

こうやって、いつまでも忘れられない私はきっと子供なんだろう






違う、きっと忘れたくないの

わざわざ、大阪から東京に来てくれたり

無駄にLINEの無料通話でテレビ電話したり






怖いぐらいに楽しかったから

大切な日→←黒髪のあの子



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作者名:ゆーたらん。 | 作成日時:2018年5月31日 2時

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