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黒髪のあの子 ページ5

裕太said





流石に昼休みは、なんか可哀想な奴やな俺

1人でコンビニのパン





…悲しいわ笑






その中、声掛けてきたのは謎に隣のクラスの数原くん



なんで隣のクラスの子が、このクラスの人達と飯食ってるかなんてわからないけど









龍友「君か!転校生
髪色すげー」






まあ、大体第一声はみんな、俺の髪色について
いいやろ?インパクトあって






龍友「おれ、数原龍友っていうん。隣のクラスやで」


「え、関西人?」





バリッバリの関西弁で喋っとって





龍友「そうやけど」

「一緒やな」







俺の言葉が浮かないことに安心した俺は、少しだけどこの人は良い奴だって思えた





その数原くんの周りには、常に色んなやつおって








その中の一人、それに席が隣のヤツ

警戒心半端なくって、人一倍目立つタイプ





真っ黒のストレートの髪にまっすぐ切りそろえられた前髪









色白で、腕が折れそうなほど細くて

真っ赤なリップが映える






…この子は

転校してきてすぐ分かった。











-翔吾の彼女や-














呼ばれてる名前も、見せてもらった写真の面影もかなりあって


だって、ほかのダンス仲間も、俺だって可愛いって。翔吾に釣り合うん?なんて言ったぐらい

インパクトあって


間違いないはずなんや







…なのに




なに?何事も無かったように過ごしてるん?
しかもそんな男ばっかに囲まれて






翔吾は、あんな楽しそうにお前のこと話してたんやで?



俺なんて、嫌ってほど聞かされて







なのになんで、そんな楽しそうに過ごせてるん


…もう、忘れたんか?









だから、この子の第一印象は最悪やった

忘れられない→←とうきょう



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作者名:ゆーたらん。 | 作成日時:2018年5月31日 2時

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