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きっと、いい人 ページ3

お昼休みになれば、大体みーんな学食



ほら、三年生ってやっぱ一番自由じゃん?
だからきっとみんな、食堂占領するんだよ



その中何故か私たちは買い弁や持ち寄りなんだけど
これはねずーっとこうだったからさ




みんなで机と椅子集めて、教室でギャーギャー食べるの





涼太「相変わらずAのって美味しそうだよね」

「褒めてもあげないよ?」

玲於「食い意地」

「違うし」






龍友「おい、お前ら俺忘れて先食べんなって」

亜嵐「あ、ごめんごめん」







忘れてた

大樹くんたちと食べてればいいのに
ほんとに涼太のこと好きだよね







龍友「あ!君だ転校生
すっげえ赤髪」

隼「…龍友くん」



ああ、すごいわ龍友って
ほんとにいきあたりばったり



隼なんて、そわそわしちゃってる







裕太「ん?」

龍友「あ、おれ数原龍友っていって、ま隣のクラスなんやけど」

裕太「関西人?」

龍友「そうやけど」

裕太「…一緒やな」

龍友「まじ?この学校に、関西弁喋るやつおるとか嬉しい」





なんか、打ち解けてるかも







亜嵐「龍友くんすげぇ」

玲於「俺、絶対むり」

「私も…」

結菜「でも、なんか悪い人じゃなさそう」







それは、思ったよ。龍友と普通に話してるもん







龍友「ほな、一緒に飯食おうや」

裕太「いいの?」

龍友「こいつらと嫌だったら俺が付き合うで」

裕太「ありがとう」







そっか、もしかしたら口下手なだけかもしれない

本当は、すっごくいい人なのかも

そんなこと思いながら、箸進めて







「あ!亜嵐それ、私の唐揚げ」

亜嵐「いいじゃん。Aの美味いんだもん」

「ちっ」

玲於「食い意地貼ってるとデブになるよ」

結菜「玲於、その発言モテないよ?」

玲於「こいつにモテたくねーし。笑」







うわ、ムカつく
ほんとになんなのこの人達は







涼太「A、めっちゃ見られてるよ」

「え?」






玲於とバトってたら、小声でそんなこと言われた

そっちを見てみると、明らかにバチって目が合う赤髪くん。えっと、中務くん






…なに?なんだろう
すっごい見られてる





「…なにか」

裕太「なんも」






…そうでしたか






結菜「やっぱ、怖そう」









うん。この人やっぱよく分からないかも

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作者名:ゆーたらん。 | 作成日時:2018年5月31日 2時

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