ジミン君のヌナ (ページ33)

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SG「んじゃ、俺そろそろ帰るわ」

『もう家に来ないでね』

JM「来ないでね」

SG「ねえ俺なんかしたかな」

珈琲また飲みに来るからと手をヒラヒラさせながら帰っていった

今ジミン君と2人きりということで何故か少しドキドキしている

何でかな･･･

JM「ぬな、簡単に男の人お家に入れたらダメだよ」

『ジミン君も男の人でしょ？』

JM「僕は特別だよ」

『そうなの？(笑)』

JM「うん！それでね！今日は〜･･･」

このジミン君の1日の出来事を聞くのが好き

嬉しそうな顔したと思ったらすぐに違う表情に変わる

素直なところがジミン君のいい所

JM「ぬなにこれあげる！」

『私に？』

あ！っと思い出したように言ってきたジミン君

すると、何を入れたらそんなにパンパンになるのか不思議なリュックから1つ可愛らしくラッピングされた物が出てきた

それをジミン君は両手で持ち、目がなくなっちゃう笑顔で、はい！とつきだした

『ありがとう！開けていい？』

JM「もちろん！」

リボンを解き、ゆっくり箱を開ける

その中にはキラリと光ったネックレス

『うわぁ･･･！すっごく可愛い･･･』

JM「それね、たまたま通ったお店でぬなに似合いそうだなって思って買ったんだよ」

『嬉しい･･･でもこれ高かったんじゃない？』

JM「ぬなの為ならお安い御用！！」

『え、でも』

JM「僕が買いたかったからいいの！それと、ぬなが喜んでくれたなら尚更買って良かったなって思ったし」

『うん、嬉しい･･･、大切にするね？』

JM「ぬなも僕に大切にされてね？(笑)」

『えっ？』

JM「へへっ、ぬなだーい好き！」

『わっ、ちょ！』

油断してた･･、ジミン君に思いっきり抱きしめられた

苦しいけど、なんだか落ち着く

JM「あれ･･･？ぬな･･･、え、えええええええ！？」

『ど、どうしたの！』

JM「ぬなのっ、ぬなの心臓･･･ドキドキしてる！！」

ジミン君に言われて気づいた

･･･私、ドキドキしてる

なんで･･･、なんでなの？さっきジミン君と2人でいるこの状況にもドキドキしてた

違う･･･違うはず。これは気のせいだよ、きっと･･･

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