時間の限り。2

日高光啓side ページ47

俺らの夢、Aが叶う瞬間


俺は嬉しくて嬉しくてどうにかなりそうだった


なぁ、A


見ててくれてる？


俺たち、ドームまで来れたよ


Aと俺らの夢叶ったよ


A…


心の中で名前を呼んだ時


一瞬


風が吹いたような気がした









光啓「ぇ…」









A…？


いるの…？









直也「日高どうした？」



光啓「今風が。」



直也「風？吹くわけないだろ笑 ほら、次の曲行くぞ(^^)」









きっとAが俺に頑張れって言ってくれたんだと思った


Aありがとう


家に帰ったらいっぱい話してやるからな









『ありがと…』



光啓「え…？A…？」



『光啓くん…愛してるよ…』



光啓「俺も愛してる」









そう言って俺はステージに飛び出た


俺らには、これから、立ちたいステージ。立つべきステージがある


A


一緒について来てくれますか？









END

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