時間の限り。2

あなたside ページ13

それから光啓くんとの同棲生活が始まった


まぁ、でも、私の家に光啓くんが泊まるような形


それでも私の人生で1番幸せな時間だった


もうこの頃には左手足は動かなく、人の支えがないと歩けない状態


階段なんかは特に気をつけないと転んでしまいそうになる


元々右利きだったからご飯を食べたりするのは問題なかった


いつも光啓くんがご飯を作ってくれた









光啓「じゃーん！今日は卵焼き焼いてみた！」



『すごいじゃん！』



光啓「だろ？俺やったらできるから！」



『はは笑 早く食べよ！』



光啓「うん！」



光啓 あなた「「いただきます！」」









ご飯を食べるといつも聞いて来るのが









光啓「どう？美味しい？」



『うん！美味しい！』



光啓「よし！」









私が何もできないから色々とやってくれる光啓くん


どんどん料理もうまくなっている


すごくおいしい









光啓「あ、A、今日俺仕事遅くなるかも」



『そっか！頑張ってね！』



光啓「1人で大丈夫？誰か呼ぼうか？」



『大丈夫大丈夫！光啓くん心配しすぎ！笑』



光啓「何かあったらすぐ電話するんだよ！」



『分かってるよ＾＾』









光啓くんは私のことすごく心配してくれる


今日は久しぶりに1人だけど


まぁ大丈夫でしょう(^^)









光啓「じゃあ、行ってくるね」



『うん、行ってらっしゃい！』



光啓「あ！」



『ん？』



光啓「ちゅ、 いってきます！」









光啓くんは私にキスして仕事へ向かった









『反則だよ…///』

末吉秀太side→←あなたside

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す