時間の限り。2

あなたside ページ11

それから光啓くんにこれからのことを話した









『私、そろそろ入院しようと思ってるの』



光啓「え？なんで？あんなに嫌がってたのに」



『もう1人じゃ何もできないからね。料理だって、掃除だって、洗濯だってできない。だから、、』



光啓「じゃあ、俺と暮らせばいい」



『え…？』



光啓「俺がそばにいてあげる。Aのことなんでもしてあげる。」



『光啓くん何言ってるの？私もうすぐ右手足もダメになるんだよ？そうなったら歩くことすらできなくなるんだよ』



光啓「それでも俺はAのそばにいたい。俺彼氏らしいこと何もしてやれてねぇから。入院するまで俺に手伝わせてよ」



『でも、、』



光啓「でも、じゃない！俺がしたいだけ！お願い、俺にさせて？」



『いいの…？』



光啓「当たり前(^^)」









多分これが最後のワガママになると思う


だから、、









『お願いします』



光啓「やったー(//∇//) これで、毎日Aに会える！」









少しでも光啓くんのそばに居たかった

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