30日間の恋 2

日高光啓side ページ33

先生「あなたに会える方法を探していたんです」




光啓「いったいどう言うことですか？」









俺はなぜか先生に連れられて精神科に来ている



理由はまだ話されていない









先生「最近、精神科に変わった子が入ってね」




光啓「変わった子？」




先生「その子は何も覚えていないんだ」




光啓「記憶喪失？」




先生「そう。でも、その子は僕に言うんだよ。日高光啓って人に会いたいとね」




光啓「俺ですか？」




先生「もしかしたら同姓同名かもしれないけど、一応会って欲しいんだ。お願いできないかな？」




光啓「分かりました。」









精神科病棟の12号室の前に来た



ここに俺に会いたがってると思われる子がいる









先生「ここから先は君だけでお願いできるかな？」




光啓「俺だけですか？」




先生「頼む」




光啓「分かりました」









1人で入るとかなんか緊張する(^^;;









コンコン









？「はい」









ガラガラー









光啓「失礼します」









入ってすぐに顔を上げ



ベットの上に寝ている子を見た









光啓「え…」

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