30日間の恋 2

あなたside ページ1

美琴！！



まさか…



美琴が死のうとしてるなんて…









『美琴！！ダメだよ！！死んだらダメだよ！』









光啓くんは美琴の遺書を読んだ









光啓「『私は大切な親友を殺した殺人鬼です。私も親友の元に行きます。本当にすみません。』これって…」




『私のこと？』




真司郎「まさか！Aちゃんを庇ったんって！」




美琴「なんでAのこと知ってんのよ…」




光啓「俺らAの知り合いで」




美琴「あなたたちも私を責めるの？！」




『え…？』




美琴「Aが死んで、正直、自分が死ななくてよかったって思ったよ！Aのこと嫌いだったから死んでよかったって思ったよ！でもね！違うのよ…死んでしまったらもう会えないのよ…」









そう



美琴は私のこと嫌ってた



でも…



そうじゃなかったんだね









光啓「会えるよ」




美琴「は？」




光啓「死んだ人間に会えるんだよ」




美琴「何言ってんの…バカじゃない？」




光啓「信じてもらえるか分かんないけど、今、Aはここにいる。俺の隣に。」




真司郎「日高…」




美琴「何言ってんの？Aは死んだんだよ！私が殺したの！！」




『違うよ！』




光啓「Aが違うって言ってる。」









私は光啓くんに私の言葉を通訳させた

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