あなたの居場所。2

浦田直也side ページ3

社長！社長！社長！


今日はなぜか社長に呼ばれた


なんだろう









コンコン









社長「はい？」









コンコン









直也「失礼します」



『え…』



直也「え…」



『な、直也、くん…』



直也「A…」









なんで。


海外に行ったはずのA…


なんでいるんだ？


まさか、本当はいってなかったの？


どうして


どうして


それだけだった









直也「なんで？なんでAがいるの？」



社長「今日帰ってきたんだよ、休みがとれたみたいでね」



直也「そうだったんだ…」



社長「あ、これ！これを浦田に渡そうと思ってな」



直也「ありがとうございます」









Aの方を見ると下を向いていた









直也「A」



『なに？』



直也「みんなに会っていかない？」




『え？』



直也「きっとみんなも会いたがってるk… 『会わないよ』 え？」



『私がここにいたことは言わないで』



直也「なんで？」



『会わないって決めたの。もう会いたくない。』



社長「そういうことだ。浦田。」



直也「分かりました…」









そう言って俺は社長室を出た


Aが帰ってきてる


日高に…


日高に言わなきゃ…


いや、ダメだ


Aは会いたくないと言っている


これ以上嫌われるようなことはしたくない


そう思いながら楽屋に戻った

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