あなたの居場所。

あなたside ページ10

秀太「おっそ！」



『ごめんね。』









私は戻って来てすぐに6人に水を渡した









実彩子「私この水好きじゃなーい」



『え、宇野ちゃんいつもこれ飲んでるよね？』



千晃「は？待って笑 口答えしてるよ？笑」



実彩子「ムカつく」









私より身長の高い宇野ちゃんは私の前まで来て


水を頭からかけた









直也「おい！！」



実彩子「何様のつもり？」









私は逃げることもなくそのまま水を浴びた


頭からかけられ髪はもちろん


服もビシャビシャだ


今日替えの服持って来てないな…







実彩子「千晃！その水飲む？」



千晃「ううん！宇野ちゃんにあげる！」









ビチャビチャビチャビチャ…









あれ？もう終わり？


そう思ったけどそうじゃなかった









？「やめろよ！」



実彩子「ムカつくじゃん！」



？「さすがにやりすぎだよ。A行くぞ」









私は誰かに連れられ外に出た


顔を上げるとそこにいたのは









『だっちゃん…』



光啓「なんで逃げないんだよ」



『私が逃げたら宇野ちゃんに水かかっちゃうから』



光啓「バカだろ。着替えある？」



『ない…でもいい…このまま行くから…』









私はそのまま歩き出しレコーディング場所に行こうとした









光啓「待てよ！そのまま行ったら風邪引くだろ！俺の服あるからここで待ってろ！」









私は言われた通りその場で待っていた

日高光啓side→←あなたside

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す