あなたの居場所。

あなたside ページ45

マネージャー「もう倉木に会わないでもらえますか？」



光啓「え？」









その声で目が覚めた









マネージャー「お願いです。帰ってください」









ガラガラー


だっちゃんはそのまま帰って行った









『あんな言い方しなくても』



マネージャー「倉ちゃん！！」



『ごめんね。心配かけて』



マネージャー「ううん！私こそ気づかなくてごめんね！」



『ううん。自己責任。今日はゆっくり休むから』



マネージャー「そうして」



『ねぇ？』



マネージャー「なに？」



『私、だっちゃんのこと好きなんだよ』



マネージャー「え？」









私は初めてその気持ちを誰かに打ち明けた


ずっと誰かに言って聞いて欲しかった









『だから、だっちゃんに会わないなんてできないよ？(^^)』



『倉ちゃん…』



『寝てる時もだっちゃんの声がしたの。Aって呼んでくれてた。大好きな声で。』



マネージャー「じゃあ、AAAに？」



『ううん。私は、決めたの。だっちゃんにさよならを言ってLAに行く』



マネージャー「倉ちゃんはいいの？それで」



『もう決めたから』









大好きな人と離れるのってこんなにも辛いんだね


私はその場でたくさん泣いた

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