人気沸騰中の女優はなーくんの妹でさとちゃん推し?!

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はい、どうも！女優の仁紫Aです！

ただ今、すとぷりの桃色王子こと性癖王子はうちのにゃんこ達とリビングで遊んでいる。

そろそろお夕飯の時間だけど、さとみくんは作ったら食べてくれるだろうか。

その前に食べていくのだろうか。






『うーん、どうしたものか』


さ「どーしたの？」


『んひぃ!!』


さ「www何その声w」






え、ちょ、えぇ…。

これはどういう事？

夢小説の見すぎで妄想が現実になってるの？






『は…離れてっ』





見てるみんなは分からないだろうから説明すると後ろから抱き締めらている。

それも顔は私の右肩に乗せているから…右側からイケボが聴こえるんだよ?!

恋愛初心者にハードルが高すぎない?!






さ「…抱き締められるの嫌？」


『ぃや…じゃないけど、恥ずかしい』


さ「…映画で抱きしめるなんて何回もあるんじゃないの？」


『ある、けど！あれは演技っ！』


さ「ふ〜ん。ふぅ…」





耳に息を吹きかけられる。





『ひぁ』






変な声が出た。

恥ずかしい、恥ずかしい!!






さ「……(可愛すぎかよ)」








無理、無理、むりぃ！

恋愛ってこんな甘いの?!

こんなのがずっと続いたら、心臓持たないよ。






さ「まぁ、今日はこれで許してあげる。これから慣れていってもらうし♪」




するりと離れるさとみくん。




『おふっ…お手柔らかにお願いします』






さとみくんは楽しそうだけど、私は疲れたよ:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):





さ「で、何があったの？」




あぁ、忘れていた。

これで悩んでたんだった。





『夕飯どうしようかなって』


さ「あー、そっか。もうそんな時間か」


『うん…で、何か作るけど食べる？』






さとみくん、前に配信で手作りは本当に好きな人じゃないと嫌って言ってた。

手作り苦手なんだなぁ〜ってあの時は思ってたし、まさかご本人に作るなんて思わないじゃん。






さ「……」


『手作り嫌なら、大丈夫だよ？』


さ「うぅん、食べる。Aの手料理、俺食べたい」






はぅ…キュンときた。

さとみくんに母性湧きそう。

推しが可愛い、尊い。

まじ、さとみしか勝たんwww





『分かった…でもあんま期待しないでね』


さ「え〜めちゃくちゃ期待してたのに」


『作らないよ？』


さ「ごめんなさい」




「『…ふはっwww』」




楽しいなぁ。

恋人ってこんなくだらないやり取りでも楽しいんだ。

いや…さとみくんだから楽しいんだろうな。





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