欲しい服 ページ40
「あ、これ可愛い...」
櫻「ん?どれ?」
櫻井さんの買い物が終わり、次は私の買い物
洋服を手に取り鏡の前に行って合わせてみる
櫻「似合うじゃん」
「ほんと?でも...」
櫻「?」
値札にはまぁそこそこの金額がかかれていて
櫻井さんも思わず苦笑いしている
櫻「高っ...笑」
「ね...ビックリした笑
これは一旦保留かなぁ...」
櫻「貸して。俺が買う」
「え!?いやいいよ!」
洋服を戻そうとすると手を差し出してくる櫻井さん
慌てて拒否するもただただジッと見つめてくるだけ
「あの、ほんとに大丈夫だから!ね?
次のお店に行こうっ」
櫻「ちょ...!」
サッサと元の場所に戻し、櫻井さんの手首を掴むと
お店を出て次の場所へと歩く
櫻「A、ほんとによかったの?」
「うん、いいの笑
もっと色んなところで見てからにする」
櫻「...そっか」
「ここ入ってもいい?」
櫻「どうぞ笑」
その後いくつかのお店を回ったけれど
最初のお店で見かけた服を超えるものはなく...
櫻「どうだった?」
「...ん、今日はいっかな笑
色んなところ回ったのにごめんね?」
櫻「それはいいんだけど...あのお店、戻る?」
櫻井さんはすぐに察してくれたのか
戻ることを提案してくれたけれど首を横に振った
「ううん大丈夫笑
それよりお腹空いてない?」
櫻「...ん、そうだね
さっき調べたんだけどさ___」
櫻井さんが調べてくれたお店に向かい
食事をしながらもあの服が頭から離れなかった
櫻「その時鈴がさ...」
「うんうん(やっぱ買えばよかったかな...)」
櫻「__だって、さすがだよなww」
「...ふふ、だね笑」
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作者名:momoiro | 作成日時:2021年3月31日 21時