私たち、付き合ってます【櫻井孝宏】

AD-LIVE DVD ページ19

櫻井side

「カ、カッコいい...！」


...DVDを見始めて数十分
テンション高いAとは正反対に不機嫌な俺


「松崎デステニーカッコいい♪」


櫻「......」


「こんなホストいたら絶対通う...」


俺が演じたホストクラブのオーナー、松崎デステニー
それを見てキャッキャ騒いでます

...本物がここにいるんだけどな


櫻「...ねー、本人ここにいますよ」


「今は少し茶色？っぽいよね
私、櫻井さんのド金髪大好き」


櫻「髪色なの？」


「...ふふ、嫉妬？笑」


櫻「違いますー」


「あっ、ここ好きなの！ここ！」


丁度俺が即興で歌うということになり
岩田さん、鈴の手拍子に合わせて歌い始めていた


「...やっぱり歌上手いなぁ」


櫻「そんなことないよ
...うわもう汗だくじゃん俺笑」


『2人共！俺汗がとまらねぇ』


「ふふふｗｗ」


眼鏡を外しハンカチで汗を拭く俺を見て
Aは何故か嬉しそうに笑っていた


櫻「どうしたの？」


「...ん、やっぱりカッコいい」


櫻「コラ、そういう可愛いこと言わない」


「可愛くはない！//」


***


「ラブちゃ〜ん！」


櫻「オカマちゃんね笑」


1日目の夜公演を見終わり、最終公演を再生する
Aは相当金髪が好きらしい...


「この鈴さんのキャラいいね笑
AD-LIVE...いつか出てみたいなぁ」


櫻「鈴にお願いしてみたら？」


「ラジオが上手くなったらお願いしてみる笑」


そう言ったAの目は凄くキラキラしていて
いつか2人で出演してみたいなと思った


「...あ、唐突なんだけど」


櫻「ん？」


「最後首絞められて苦しむところあるでしょ？」


櫻「あー...暴走してね」


「...櫻井さんの苦しむ声、いい」


櫻「...は？笑」

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