36枚目 ページ38
「ロンド様……貴方はどこにいらっしゃるのかしら」
「もっ、もういっそのことロンド様のメイドにっ……そ、そそそそんな恥ずかしいことできないっ！」
「ロンドサマに惚れ薬飲ませたいな〜」
上から、リオナ、ソフィ、ササキ。最後に至ってはもう犯罪に手を染めようとしている。
MA・JI・DE・SU・KA★
「うっそ誰ロンドって。俺Aだよ？名前間違えてますよー」
Aがそう言いつつリオナの肩に手を置くと。
チャキ、という金属音。Aは息を飲む。
「おじさま。何私の肩に触れているの？」
「アッ、すいません」
喉元にナイフを突きつけられ、よたよたと後退した
「ね？可笑しいでしょう⁉私も今朝ソフィに声かけたら睨まれたんですよ⁉」
「ソフィちゃん、が……⁉」
それはまじでヤバい状況だな。我らがヒドインソフィちゃんまでも。
瞬時にAの顔面にお盆が飛んでくる。見事に命中し、魔王の鼻からは血が。へなへなと崩れ落ちた。
「……すいません、今私のことヒドインとか思いませんでした？」
「ほら！A様、本当に大変なんです！みんなキャラ崩壊が激しくて」
「ソフィちゃんのね⁉特に彼女ヤバいからね⁉面影もへったくれもないからね⁉」
王城の広間。周りにはまだたくさんのメイドたちが『ロンド様』の餌食になっている。
魔術の類いか？羨ましいし厄介だし羨ましいな。
女の子のロンド宛の歓声が飛び交う中、男二人は背中を合わせ、それぞれ腕を組んだ。
「とりあえず、ロンドって奴見つけねえとな」
「その心配ならいらないよ
天井から声がした瞬間、何者かが降って来た。
それは。
「ヴァルくん！」
「おはようございます主。犯人捕まえて来ましたよっと」
「は、離しやがれ！」
白いマフラーを巻いて、飄々と立つ青年に首根っこを掴まれている男。
やだもうヴァルくんエリート。
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モモハ(プロフ) - 鬼羅.。さん» うおお、めっちゃびっくりした。ありがとね(*'▽') (2018年8月3日 20時) (
レス) id: 7ea4a0fdca (このIDを非表示/違反報告)
鬼羅.。 - 一位おめだぜ！本当に応援してる！これからも楽しみにしてるから！頑張ってね！一言ですまんぜ！ (2018年8月3日 20時) (レス) id: a6f636573d (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - うららkさん» ありがとうございます(*´∇｀*)！先日はアドバイスいただき本当にありがとうございます。うまくできてるかわかりませんが、これからも頑張りますのでよろしくお願いします！ (2017年11月8日 20時) (レス) id: c93a555509 (このIDを非表示/違反報告)
うららk - おお！ １位おめでとうございます！ 陰ながらあなたの作品をいつも応援しています！ 更新頑張ってください。こんなに面白いのはあまり読んだことがないので、ワクワクします！ (2017年11月8日 18時) (レス) id: 469d2368ce (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - ことね提督 元燐華さん» めっちゃ嬉しいです(｀・∀・´)ありがとうございます！ (2017年10月28日 17時) (レス) id: c93a555509 (このIDを非表示/違反報告)
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