木漏れ日、困惑 ページ13
え、手に、え、口付け、え？
普段から、こんなこと、してるの？
「……ラオちゃん？」
私は黙り込んでしまう。女の子たちも心配し始めたころ。
ジェハが私を覗きこんだ。
「ラオちゃぐほっ！？」
「この、変っ態！！」
私はジェハの顔面に拳をお見舞いし、はぁ、はぁ…と荒く息をする。
耳まで紅くなるけど、そんなの気にしない。
ジェハが鼻血を出すも、拭かないでにやにやしている。
私は勢いよく口を開いた。
「いつもいつも……！チャラいんだよバカ！」
「いつも？」
イケメンさんが首を傾げ、こちらを見やる。
ハッとして口を閉ざし、両手で覆った。
「い、いえ。知り合いとそちらの方が似ていて……」
ダメだ。言い訳が苦しすぎる。
「〜〜〜っ！」
「ラオちゃん！？」
顔が真っ赤になって、言葉に詰まった私は、涙目を隠しながらその場を後にした。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「はぁー……」
私は階段の端っこで座り込み、深くため息をつく。
やってしまった……。
ジェハたちはもう去ってしまったらしい。女の子たちは別のお客さんの元へ向かう。
気を回してくれたのだろう、休憩時間をくれた。
私は目元をゴシゴシとこすると、よしっ、と立ち上がった。
「てんちょー！お仕事復活です！」
「大丈夫か？じゃあ、あっちの客の相手してくれ」
「はいっ！」
私は客の待つ部屋へと向かった。
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モモハ(プロフ) - 天さんさん» ぬおお、ありがとうございます！！更新亀なのをご覧くださり本当に光栄です。ありがとうございました(*´∀｀*) (2018年2月9日 20時) (
レス) id: c93a555509 (このIDを非表示/違反報告)
天さん(プロフ) - わあああっ！最初から最後まで綺麗で･･･もう･･････最高です(ｸﾞﾊｯ )あと10くらい評価したいんですが、それは無理っぽかったのでコメントにしました(´▽｀*)日々の疲れが吹っ飛ぶくらい素敵なお話でした！最後になりましたが、完結おめでとうございます！ (2018年2月9日 15時) (レス) id: b9103288e7 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - かりそめの蘇生さん» ありがとうございます！書いて良かったです(*´∀｀*) (2018年2月8日 21時) (レス) id: c93a555509 (このIDを非表示/違反報告)
かりそめの蘇生(プロフ) - 完結、おめでとうございます！楽しく読ませていただきました！ (2018年2月8日 21時) (レス) id: 30c6595324 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - まひまひ松(トド松を…カラ松を…愛しているよぉ！！)さん» がぁんばぁりまぁす！（笑） (2017年9月20日 18時) (レス) id: c93a555509 (このIDを非表示/違反報告)
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