異界へようこそ! ページ33
「ここはどこ?私はA!」
「くだらねえこと言ってんじゃねえよ」
テチッと月輝にデコピンされ、オーバーリアクションするA。
紫色の明るい空、異様な街の香り、所々にいる妖の方々。
はーい!と藍巴が手を叩いた。
「というわけで!やってきました、イン月本!」
「はい先生、質問です!ゲッポンって何ですか!」
「ノリノリだなお前ら…」
いい質問です!と藍巴がドヤ顔してみせる。
「『あっちの世界』のここは日本でしょ?『こっちの世界』にも国はあって、月本っていうのよ」
「なるほどです!」
商店街のようなところをひたすら真っ直ぐ歩く。妖たちがこちらを二度見していく。
月輝が目をキラキラさせながら進む中、前を歩く藍巴は不意にたちどまった。
「いった!?どうした藍巴」
「第一地点到着です!」
第一地点って、とAが勢いよく手を上げた。
「先生!この和風な豪邸は先生のものですか!」
「残念、違うわ」
ここは、と言い始めた時、ギギギ、と大きな門が開き始める。そこにいたのは。
「いやー、油揚げセール間に合って良かったー。……あれ?」
「お、お前……」
狐耳がもふっと動く、紫苑でした。
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モモハ(プロフ) - シャロさん» 覚えてるよ!ちょっとボード行こう。 (2018年2月25日 17時) (レス) id: c93a555509 (このIDを非表示/違反報告)
シャロ(プロフ) - やぁやぁ。お久し〜覚えてる?笑 (2018年2月25日 17時) (レス) id: 1472190f96 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - 美桜さん» そうですね、あくまでこれフィクションなので(笑)憑かれる人は憑かれると思うので、ホントそれはお気をつけて!今後も頑張ります(´ω`*) (2018年2月25日 15時) (レス) id: dd38aab961 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 「こっく○さん」は本当に存在します、中学の頃学校沙汰でお祓いを受けました。呪われた友人も除霊を受けました。読者の皆様本当にしないでくださいね!と変なメッセージすみません。それを踏まえて今後の作品も頑張ってくださいね^^ (2018年2月25日 10時) (レス) id: 948a3de26c (このIDを非表示/違反報告)
シャロ(プロフ) - モモハさん» ありがとうございます!笑 (2017年10月6日 19時) (レス) id: 1472190f96 (このIDを非表示/違反報告)
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