151枚目 ページ18
「あのあのっ、どうして私もなんですかっ?」
「これ書いてる人の気まぐれよ」
「お后様それ言っちゃ駄目なやつでさァ。普通に、アレだろィ?お后様の身の回りの世話的な」
出発当日。飛行機の中でソフィ・リオナ・ロンドの三人がほのぼのと話している。三人ともいつものメイド服やドレス、魔道士服でなく、もっとラフな服を着ていた。リオナちゃんの真っ白フリル付きワン〇ースがたまらん。ちなみに〇ンピースってまんま書くと某海賊漫画のタイトルと被ってここにフラグ付いちゃうんで〇つけてます。占ツク作者の人は共感するかもな!
そして、俺はただひたすらに予定表を見まくっていた。
(到着したらまずはお城に直行、女帝ミヤビ様に挨拶なのか、うわ超緊張するんだけど血圧あがるわ)
心臓ばっくばくの魔王様でした。
しばらくすると、窓の外を眺めていたソフィが小さな歓声を上げた。
「本当に、島国なんですね、日向ノ国って……!」
「あら、凄いわね。緑が多い……」
「そろそろ着きそうだな。よしみんな、荷物まとめてなー」
はーい、と各々がそれぞれの荷物をまとめ始める。今の俺の気分はあれだ、修学旅行の引率の先生。他の奴らまとめんのも大変そうだよなあ、先生お疲れ様です。いや、俺普段国民まとめてるけど。
イマイチ実感沸かねえなあ……とか思いつつ、俺等は目的地へとたどり着いた。
ちょっと蒸し暑い、日向ノ国最盛地、首都アケボノ。そして、そこに佇む城へ。
ゴメン待って待って今超実感しました、魔王様ってヤバいんだね俺国民まとめてるから凄いね。
到着した瞬間、俺らはそのまんま城に連行されたわけで。和風っつーのかな、つか純和風か。そんな謁見室には質素だけどごつい、紅い椅子が置いてあり、そこには綺麗で結構その、巨乳な感じのお姉さんが座っている。グラマラス。そんで、その両隣にはイケメンな感じの青年と、ごっつくて超怖い獣人のおっさんが立っている。各々特徴的な威圧感があって、一目で強いんだなってのがわかる。
お姉さんが口を開いた。
「ふむ。
「俺はA・ラギファルトです。いつもお世話になってますっす、うっす」
「その妻、リオナ・ラギファルトと申します。いつもミオさんには、わが国の研究においてとても貢献していただいて、恐縮です」
……え、ササキ?
ササキ・ミオのさささササキ?へ?
初耳なんですけど。
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モモハ(プロフ) - そらもちさん» あざーっす!アッもしかしたら中だるみなんでもないッス!てへ!(棒) (2019年4月28日 11時) (レス) id: 98af2b3beb (このIDを非表示/違反報告)
そらもち - 面白いっすね!続編も読むぜよ(`・ω・´) (2019年4月28日 10時) (レス) id: 35f31302c7 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - ひかげのこさん» ありがとうございます!めっちゃ張り切ります(*´ω`*) (2018年12月12日 17時) (レス) id: 0785378cec (このIDを非表示/違反報告)
ひかげのこ(プロフ) - 面白くて一気に読んじゃいました!更新頑張って下さい! (2018年12月12日 15時) (レス) id: 256366ff3c (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - 866さん» がんばります!(テストヲヤッツケタラ() (2018年10月8日 18時) (レス) id: 937a2c5722 (このIDを非表示/違反報告)
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