81枚目 ページ39
「
「うむむ……」
それから数時間、俺たちはイザベラちゃんの姉、シルヴァさんの作った書類とにらめっこしている。結構、すごい。客観的に見てもルマンドのじじいといい線いってると思う。これで王政についてきちんと学べば相当デキる姉さんになるんじゃねーかってくらいだ。
太陽が完全に沈み、半月が顔を見せ始めた頃合い。ヴァルくんがイザベラちゃんに、問いを投げかけた。
「何?」
「純粋な疑問。なんでシルヴァさんは政治なんてやりたがるの?」
俺もそう思う。今の政治業界は完全に男共が仕切っている。しかもルマンド筆頭に貴族のお偉いさん方中心で、汚いことばっかりだと思うんだが。
イザベラちゃんは顔を陰らせ、口を開いた。
「ボクたちはよく国外へ花を仕入れに行くんだよ。ほら、店頭に並べられてる商品の中に、見慣れてないのもあったでしょ?」
「え、そうなん?」
「おい
「そこで知ったんだよ。この国は最悪だ。戦争でいくつの花が焼かれてるか、散ってしまっているか……姉さんが傷ついているか。言葉に表せる量と規模じゃない」
あれ、これギャグ小説だよなとかも思ったりするが、ああいったことはテンションがヒャッハー!って時に書けるものであり今ちょっとテストの点が悪くてナイーブなのでちょっとアレなのだ。優しく見守ってほしいZE☆
ヴァルくんが相槌を打つ。
「ふーん。そんなにあのお姉さんは花が好きなんだね」
「まあね。だからお姉ちゃんは、自分の手で全部変えたいって思うようになって、ボクはそんな姉を支えたいって思うんだよ。これで返答になった?」
「十分。ありがとうお嬢さん」
二人は目を合わせると、若干目の奥深くにぎらついた茶目っ気を見せながら不敵に笑った。どうした、恋?恋なのか?
「なんかうるさい主」
「さーせん」
あ、ギャグ小説やわこれ。
とか思っている俺たちは知らなかった。
シルヴァさんが誘拐されていたことに____!
Early After completion serious!(早く終われシリアス!)
Early return gag!(早く戻れギャグ!)
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866 - モモハさん» どーいたしまして!! (2018年7月15日 20時) (レス) id: 4d6199feac (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - 866さん» ありがとうございます!そう言っていただけるともう、あれです、昇天します()ありがとうございます! (2018年7月15日 16時) (レス) id: 7ea4a0fdca (このIDを非表示/違反報告)
866 - たまにメタなとこが出る、それがいい!! (2018年7月15日 7時) (レス) id: 4d6199feac (このIDを非表示/違反報告)
866 - 凄く面白いです!! (2018年7月15日 7時) (レス) id: 4d6199feac (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - リックンさん» そうなんですか、最近低浮上気味なんですが……これからも頑張ります(*´∀`*) (2018年6月27日 21時) (レス) id: c93a555509 (このIDを非表示/違反報告)
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