？？「ふーん…課題でも忘れたのか」 ページ15
私が晴くんを覗き込んだ時、彼の動きがピタッと止まった。
彼の腕に手を伸ばす。
A「……晴くｎ」
晴「っ、やめろ！！」
しゅぱっ
……晴くんに腕を振り払われた瞬間、私の前髪が、綺麗にそろった。切られたのだ。
切られたのだ。素手で。
私は見てしまった。今、一瞬だけ。
彼の爪が鋭く、長くなっていた気がする…ようなしないような。
晴くんはまた少し止まったかと思うと、ガシッと両肩を掴んできた。
爪は普段通りだけど、痛い。
晴「いいか！もう俺に近づくな！」
A「え？」
晴は私の肩を離したかと思うと、自身の胸にがっと手を当てる。
晴「ちっ…なんか、息苦しくなってきやがった…お前といたせいだ」
A「なっ！？人のせいにしないでよ！まったく！どんどん近づいてあげるから！」
目が合う。私はヒッ、と小さく息を呑んだ。
A「そ、そんな睨まなくてもいいじゃん……今日はもう帰るからさ」
晴くんはそっぽを向いてコクリとうなづく。
晴「ん……じゃあな」
私はスズメを置いて、学校の入り口へと向かう。
ふと、晴くんの方へ振り返った。また、目が合う。
でも、その目はさっきより寂しそうだった。
A「ねぇ、晴くん」
晴「なんだ」
私は精一杯の笑顔で、大きく手をふった。
A「また明日！！」
そして私はダッシュで教室に戻った。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
Aがいなくなっても、俺はアイツが手を振っていた方向を見る。
やがて、片手で目元を抑えた。
晴「んだよ、アイツ…」
顔が火照っていく。
段々、この気持ちに理解が追い付いてきてしまったかも、しれない。
大当たり！……でさ、教室入ったんだけど……→←私さ、この間夜に学校行ったの。
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モモハ(プロフ) - 月兎。さん» ありがとうございます！頑張りますo(｀ω´ )o (2018年4月7日 10時) (
レス) id: c93a555509 (このIDを非表示/違反報告)
月兎。(プロフ) - まずこんなに連載が続くのが羨ましいです…笑。なかなか続かなくて苦戦して、短編に逃げているので…。コメントありがとうございました！文才めっちゃありますね！これからも頑張ってください！ (2018年4月7日 10時) (レス) id: 62fe788d65 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - ルナ@万鬼伏蔵さん» ぐぐれば出てきますよ。かわいい女の子が作れます！ (2017年8月29日 19時) (レス) id: bc42b5b1a5 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ@万鬼伏蔵(プロフ) - モモハさん» きゃらふと？ (2017年8月29日 19時) (レス) id: d77ba9c6d3 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - ルナ@万鬼伏蔵さん» はい！他にもアバター作成サイトはたくさんあるので、試してみてくださいねー！(最近はきゃらふとがおすすめ) (2017年8月29日 19時) (レス) id: bc42b5b1a5 (このIDを非表示/違反報告)
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