狛犬さんのお留守番3 ページ29
数十分後
カロ「キジャ、靴脱いで」
キジャ「うむ」
ちょっと失礼、と私はキジャの白い足を持ち上げる。
キジャ「――っ」
カロ「ごめん。ちょっと耐えて」
よし、次は腕の怪我。私は元気良くキジャの背中を叩く。
カロ「あとちょっとだ、耐えろよ。私ユンより雑だから…」
キジャ「ぎぃやぁぁぁぁぁ!!」
!?なっ、なんだなんだ!?
…もしかして。
私はテキパキと包帯を腕に巻くと、キジャに命令した。
カロ「キジャ、服脱げ」
キジャ「なっ…断る!」
キジャは頭を抱えこみ、よせ、婆…などと口走っている。頭も打ったのか?
とにかく、さっきの反応からしてキジャの背中は痣だらけなのだろう。冷やさないと。
カロ「…しょうがない。実力行使だ」
こうして私とキジャのせめぎ合いが始まった。
そして、昼過ぎ。
シンア「カロ、水運び終わったy」
イアル「キャイン!キャンキャn〈カロ、こいつ酷いんだ!俺にb〉」
ユン「ただいまーって、何してるのさ!人の天幕で!」
キジャ「ユンではないか…あ˝」
カロ「シンアに…イアル…」
何がどうしてそうなったのやら、私の服がはだけ、キジャに押し倒されていた。
シンア「…」
イアル「…」
カロ「はっ、離せよキジャ!」
キジャ「がっ!」
キジャに思い切り頭突きをし、間合いを計ると、服を整えながらユンに説明する。
ユンは納得していなさそうにふーん、とつぶやく。
ユン「もう。集団生活なんだからホントにそういうのやめてよね」
カロ「だから!違うっつーの!私キジャの体に興味ないし!」
キジャ「むっ、私もだ!」
シンア「!カロ、本当に?」
イアル「バゥ!〈ホントかカロ!〉」
カロ「え、うん。ホント興味ないよ」
嬉しそうにする青龍たちでした。
キジャ「…」
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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モモハ(プロフ) - はい!ありがとうございます!コメ欄でニヤニヤしてます!モフモフシンア了解しました! (2017年4月6日 23時) (レス) id: bc42b5b1a5 (このIDを非表示/違反報告)
塊葉(プロフ) - ニヤニヤしながら見させてもらっています!オチはモフモフシンアでお願いします! (2017年4月6日 23時) (レス) id: 5406e628f6 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - あ、あ、あ、ありがとうございます!!フニャフニャな作品ではありますがこれからもよろしくお願いします!了解です! (2017年4月6日 0時) (レス) id: bc42b5b1a5 (このIDを非表示/違反報告)
祢々子(プロフ) - 更新頑張ってください。シンア落ちでお願いします! (2017年4月6日 0時) (レス) id: 5406e628f6 (このIDを非表示/違反報告)
モモハ(プロフ) - ありがとうございます!わかりました! (2017年4月5日 22時) (レス) id: bc42b5b1a5 (このIDを非表示/違反報告)
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