【暁のヨナ】 四龍がいるなら獣人もいたっていいよね？

狛犬さんのお留守番 ページ27

ユン「―じゃ、俺ちょっと出稼ぎ行ってくるから、雷獣とヨナ来て」

キジャ「では私たちは留守番ということだな」

ユン「うん。帰り遅くなるかもしれないから、ご飯は自分たちで作ってよね――カロ、頼んだ」

カロ「頑張る」

ユンたち3人とアオは村へ降りて行った。…暇だなー。

ゼノ「なあなあ狛犬ー」

ゼノに後ろから抱きしめられる。

カロ「狛犬…なんだゼノ」

ゼノ「ゼノ熊鍋再挑戦した〜い」

キジャたち他の四龍もこちらを向く。

キジャ「熊鍋か。うむ、良いと思うぞ」

ジェハ「イアル君が来た時も結局食べ損ねたしね」

シンア「…」コクコク

イアル「キャン！〈俺も食う！〉」

―――――――――――――――――――――☆★☆―――――――――――――――――――――

カロ「じゃ、私はここでたき火してるのな」

キジャ「私は薪集めを」

ジェハ「僕とゼノ君は熊担当だね」

イアル「バゥ！バ〈心配だから俺はカロと〉」

シンア「俺…イアルと水持ってくる」

イアル「グルゥゥ！！〈こいつ…〉」

それぞれが散らばると、私はたき火し始める。

カロ「…ふう。暇だな〜」

いつの間にか私は横になり、眠ってしまった。

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