【フーゴ】それはもしもの無駄話【ゆき】 ページ19
「ただいま、A。」
重大な任務だから、長くなるかもしれない。そう言ってアジトを出たはずのフーゴが、突然私のアパートに現れた。
「お、おかえり。……もう、終わったの？」
私が尋ねると、フーゴは悲しそうに目を伏せた。何があったのかと話を聞くと、ブチャラティたちとは別行動になったらしい。そして、もうここにはいられないので、私に最後のお別れを言いに来たのだという。
私は、その話を聞きながら
ジョルノさえいなければ。
そう思わずにはいられなかった。
ジョルノさえいなければ、フーゴは最後までブチャラティやみんなと共にいられたのだ。
私だって、ジョルノさえいなければ、フーゴと、またいつもと変わらない幸せな毎日を過ごしていたかもしれないのだ。
ジョルノさえいなければ。
ジョルノさえいなければ
私たちは幸せだったかもしれないのに。
ジョルノが大切な仲間だというのはわかってる。そしてこれは私の身勝手な憶測で、ジョルノを責めてもどうしようもないことも。なにより、フーゴが決めたことなのに、受け入れてあげられない。そんな自分に嫌気が差す。
「こんな形で帰ってきて欲しかったんじゃないのにぃ…ッ！！」
耐えられなくなってぽろぽろと涙を流す私の背中を、フーゴは何も言わずにさすってくれていた。
※※※※※※※※※
お久しぶりでした。ゆきです。
なんだか感動と言うよりは切ない話になってしまいました。問題あれば消します。
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令 - ☆メロディ☆さん» ありがとうございますッッ こちらも遅くなってすいません！ (2016年1月12日 17時) (
レス) id: 87c5cd9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆(プロフ) - 令さん» 返事超遅くなってすみません（地面に頭刺しながら土下座）どうぞ！！ (2015年12月23日 20時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
令 - 私も書かせていただいてもよろしいでしょうか・・・・？ (2015年11月22日 17時) (レス) id: 87c5cd9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
レア＠撫子(プロフ) - ☆メロディ☆さん» な、なんかすいません………ありがとうございます！ (2015年11月14日 19時) (レス) id: 13737a5553 (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆(プロフ) - レア＠撫子さん» 自分でも納得行かなかったんで削除しました。これで直るかと…。 (2015年11月14日 17時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆メロディ☆ x他2人
作成日時：2015年9月16日 15時
