【承太郎】嗚呼、愛しき貴方【☆メロディ☆】 ページ15
※キャラ死亡表現注意
貴方が亡くなって何日経ったかな。
承太郎と、徐倫が亡くなってどれだけ経ったっけ。
この、私の家族と家族の友人を一度に殺した、あの神父が憎い。
死んだとしても、まだ憎い。
こんな運命を授けた神も、憎い。
ああ、こんな生活を送るくらいなら、いっそ人生事終わって、徐倫達の元へ行った方がずーーーーーーっと嬉しい。
でも、彼は最後にこんなメッセージを残した。
絶対絶命の危機に陥っているんだ。
対決しなくてはならない、この運命と。
憎い事もたくさんあるが、今はそれを一々考えている暇も無い。
死ぬかもしれないが、お前は見守っていてくれ
ぬかるみにはまったみたいに動けなくても、俺は行かなくては。
仲間達が待っている。徐倫もまっている。行かなくては。
承太郎
なんて置手紙、遺言書みたい。
ならいっそ、死んでしまえば…
私はお気に入りの、承太郎に買ってもらった服と、ヘアアクセ。すっぴんで、お気に入りの靴を履き、線路へ向かった。
電車はまだ来ない。最後に、メッセージをもう一度見た。
一つの、優しい言葉があった。
でも、私は、そうせずには居られなかった。
カンカンカン、と踏み切りが鳴り、電車が此方へ向かってくる。
嗚呼、愛しき貴方。私は貴方の元へ行きます。
電車が線路を渡って此処に来る。
途端に私は勢いをつけて走り、線路に飛び込んだ
ボガッと音がして、頭から血が出た。
内診頭が起こった。
指ももげた。手も血液が流れない。
足も負傷した。
最後に軽く微笑んだ。
『じゃあね、みんな…。』
最後に貴方に微笑んだ。
『ごめんね…。』
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
目が覚めると、病院のベッドの上に居た。
『あれ？生きてたの？』
嘘、そんな、死ねなかったっていうの？
「お…ろ…おき…！」
『へ？』
「起きろ！A」
『承太郎…？』
「ハァ…あれほど死ぬなと言ったのに」
『あれ？じゃあここは…』
「チッ…信じられないが天国だ」
『私、会えたの！？』
「ああ」
私は勢い良く承太郎に飛びついた
『あれ？』
足が天井に吊り上げられていて、重症だ
スカスカ
承太郎に手をかざしても触れることが出来ない
「…天使の輪とかいうのをつけないとダメだぜ」
そう言って承太郎は指輪をつけるように天使の羽を私に付け、優しいキスを落とした…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
絶
対
に
死
ぬ
な
というメッセージを残しました。
【2部？】さよなら私たちの初恋【幻想郷の神になってみたい】→←【承太郎】最後まで君を思う【幻想郷の神になってみたい】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
令 - ☆メロディ☆さん» ありがとうございますッッ こちらも遅くなってすいません！ (2016年1月12日 17時) (
レス) id: 87c5cd9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆(プロフ) - 令さん» 返事超遅くなってすみません（地面に頭刺しながら土下座）どうぞ！！ (2015年12月23日 20時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
令 - 私も書かせていただいてもよろしいでしょうか・・・・？ (2015年11月22日 17時) (レス) id: 87c5cd9cb5 (このIDを非表示/違反報告)
レア＠撫子(プロフ) - ☆メロディ☆さん» な、なんかすいません………ありがとうございます！ (2015年11月14日 19時) (レス) id: 13737a5553 (このIDを非表示/違反報告)
☆メロディ☆(プロフ) - レア＠撫子さん» 自分でも納得行かなかったんで削除しました。これで直るかと…。 (2015年11月14日 17時) (レス) id: dce3d3ec90 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：☆メロディ☆ x他2人
作成日時：2015年9月16日 15時
