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『 今日はありがとうございました! 』
すが「 いえいえ!また行こうね 」
『 もちろんです! 』
すが「 じゃあまたね!遅くなってごめんって伊沢くんに伝えといて!笑 」
『 お兄ちゃんはいいですよ笑 』
じゃあね〜って手を振りながら帰っていく須貝さん。
確かにちょっと遅くなっちゃった…早く帰ろ
『 ただいま〜、あれ? 』
まだ兄は帰ってきていないようだった。なんだろう、もう22時になるというのに。
不安になってすぐ兄に電話をかける
『 もしもし?お兄ちゃん? 』
いざ「 ん?Aどうしたの? 」
『 どうしたのじゃないよ なんでこんな遅いの? 』
いざ「 あー、ごめん。今番組の飲み会来ててさ 中々抜けられないんだ 」
『 そうなんだ… いつ帰ってくるの? 』
いざ「 わかんないなぁ、先寝てていいからね 」
『 そっか、わかった 』
いざ「 …はい!今行きます! ごめんね、じゃ 」
おかしい。どう考えてもおかしい。
これまで番組の飲み会に参加することはしょっちゅうあったけど必ず21時にあがれるように頼んでるって言ってたはずだ。
しかも、先寝てていいよって…。なんだか突き放された感じ。
でも機嫌が悪いとか、怒ってるとか、そういう感じではないと思う
『 どうしたらいいの、 』
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作者名:さくもち | 作成日時:2021年2月24日 10時