検索窓
今日:1 hit、昨日:22 hit、合計:57,838 hit

15 ページ16

平日の朝。いつも通りの時間に目覚めたのに、いつも通りの朝ではなかった。









いざ「 A!!どうしよう!! 」



『 なに、朝から 』



いざ「 俺、今日泊まりの収録になっちゃったから明日まで帰って来れないの! 」



『 ふーん…って、え?!ほんとに?? 』



いざ「 まじでどうしよう。 」



『 それ、結構困るんだけど 』



いざ「 あ!わかった!誰かに面倒見てもらうように頼むよ! 」



『 いやでも流石に迷惑かける訳にはいかないから1人でいるって 』



いざ「 えぇーちょっと心配、だいぶ心配! 」



『 大丈夫大丈夫。 』



いざ「 ほんとに?Aが言うなら、じゃあ行ってくるね 」



『 はーい。行ってらっしゃい 』









兄がいない一日というのは考えたこともなかった。どんだけ仕事が多くても絶対に家に帰って来てくれたし、私の生活に兄がいることがいつの間にか当たり前になっていたんだ。



その日は16時に講義が終了。オフィスに用はないからスーパーに立ち寄った後真っ直ぐ家に帰ってきた。



静かなリビングがやけに寂しく感じたのは何故なんだろう。あの生活に慣れているから?



そんな事を考えながら晩御飯を作る
今日は一人分でいいのに、癖で二人分の材料を買ってきてしまった。









『 こんな食べれないのに…笑 』









出来上がったご飯は綺麗に二人分。
どうしようか考えていたとき






ピーンポーン







家の呼び鈴が鳴った

16→←14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
106人がお気に入り
設定タグ:伊沢拓司 , QuizKnock , 須貝駿貴   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さくもち | 作成日時:2021年2月24日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。