過保護な兄を持ちまして… (ページ15)

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ご飯を食べ終えオフィスに戻ると、福良さんと須貝さんが来ていた。兄はまだプンスカしていた。

『福良さん、須貝さんお疲れ様です！』

ふくすが「「おつかれ〜」」

いざ「 A！ちゃんと説明して！」

『ほんとに、うっとうしい。』

ふく「伊沢、まじで嫌われるぞ」

いざ「でも… 」

『まじて嫌うよ？』

いざ「あーもう！ごめん！」

『すみません。こうちゃんさん』

こう「俺は全然大丈夫だよ笑」

こうちゃんさんに謝って、自分のデスクに座る。来週提出の記事を書き進めていると隣の須貝さんから小さな声で話しかけられる

すが「 AちゃんAちゃん」

『なんですか？』

すが「 Aちゃんとこうちゃんって、付き合ってたりするの？」

『ち、違います！違います！』

すが「そんな思いっきり否定しなくても笑」

『こうちゃんさん歳が近いので色々話しやすくて… 』

すが「なるほどね〜」

『どうかしたんですか？』

すが「んーん、ちょっとこうちゃんが羨ましいなってだけ！」

『なんですかそれ笑』

すが「 Aちゃんは知らなくていいこと！」

そう言って自分の作業に戻る須貝さん。

須貝さんのその言葉、ちょっとだけ期待してもいいのかな？

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