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九十八話 ページ10

有栖川side


あれから数日後。



いつもの様に杏寿郎と談笑している最中私達の元へ、雪が鬼舞辻無惨が産屋敷を襲撃しに来たことを知らせに来た。



私達は、刀を持ち急いで産屋敷へと向かう。



しかし……



ドォォンと響き渡る爆発音と共に辺りに漂う木と肉の焼ける匂い。



産屋敷を焼きつくそうとしている炎は風に煽られ消える気配を感じさせなかった。



有『そんな…お、お館様…』



煉「…まだ助かるかもしれない!行くぞ!」



杏寿郎に手を引かれ全速力で産屋敷に到着するとそこには既に到着していた、柱が顔を絶望に染めて立ち尽くしていた。



有『…っ…』



もう手遅れだということを嫌でも思い知らされる。



目線をあげると悲鳴嶼さんと鬼である珠代さんの姿。



珠代さんがしがみついている体格の良いあの人…もしや……。



悲「こいつが鬼舞辻無惨だ!」



思っていた通り見上げた先にいたのは私達、鬼狩りが何百年という長い時間をかけても倒せなかった鬼舞辻無惨の姿があった。



私は、お館様を殺された怒りを込めるように鬼舞辻無惨に斬りかかろうと呼吸をする。



雪の呼吸!参の型!不香の花!



その瞬間、下から鬼舞辻無惨の本拠地であろう城のような建物が現れ私達は、真っ逆さまにそこに落ちていくのであった。



少し短いですがキリがいいのでここで一旦止めます…
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こんな駄作に高評価、お気に入り登録をしていただき誠にありがとうございます!
どうか最後までよろしくお願い致します!

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みるく(プロフ) - 華さん» ありがたいお言葉をいただき本当に嬉しいです。最近は忙しくてなかなか更新できていませんが出来るだけ早く更新できるように頑張ります! (2021年10月23日 18時) (レス) id: 14f43f79f7 (このIDを非表示/違反報告)
- いつも更新楽しみにしています!本当にこの作品が好きです。これからもがんばってください。応援しています! (2021年10月23日 18時) (レス) id: 95cefb630e (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - 桃んさん» ありがとうございます! (2021年9月6日 9時) (レス) id: 6c726376e6 (このIDを非表示/違反報告)
桃ん - 続編おめでとうございます!!!!!! (2021年9月6日 9時) (レス) id: 7c2939c0a2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みるく | 作成日時:2021年9月5日 14時

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