炎柱、恋をする。

三十八話 ページ39

美麗side




Aが、顔を近づけると顔を真っ赤にして「っ離れなさい！！」と言う煉獄くん。
あらら〜？この様子だと煉獄くんは、もしかして…Aのことが異性として好きみたいね！
Aは、無意識みたいだけど煉獄くんにとったらすごくドキドキするわよね！！
可愛いわあ〜！！
煉獄くんならいい子そうだしAの婚約相手でも問題ないわねー！！









美「煉獄くん…少し私とお話ししない？普段のAの様子を聞かせてほしいの！！」
奏「何を言ってるんだい？姉さん！！」
煉「喜んで！」
奏「なんか告白してるみたい！！」
隣でお猿さん(奏多)がキーキーうるさいけれど無視無視。
美「今からでもよろしくて？」
煉「喜んで！」
奏「ほんとに告白してるみたいだよぉぉぉ！！」
本当に隣のお猿さんは、うるさいわね。
躾をしなきゃね！！
もう、いっそのこと首輪つけちゃおうかしら。









有『お、お姉ちゃ…美「Aも煉獄くんと私とお話ししましょ？」
有『うん！！』
素直で可愛いわあ〜！！
さすが私の可愛い可愛い妹ね！！
甘「私たちは、これから用事があるので少し失礼しますね！」
え？少しとは？どう言うことかしら…。
美「少しってどういうこと？」
甘「煉獄さんだけじゃなくてほかの柱の人たちも呼んできます！」
伊「…甘露寺…」
美「構いませんよ。Aの話がもっと聞けますから。」









伊「…本当にAのことが好きなんですね。」
美「大好きよ！それより…甘露寺さんもうとっくに皆様を、呼びにいってらっしゃるわよ？追いかけなくていいの？」
私がそう言うと伊黒さんは…
伊「大丈夫です。行くまでもありません。」
ど、どういうことかしら…。









ドドドドドドドドドドドドドドドドドドド！！
向こうのほうから複数の足音が聞こえて来るわ…
もしかして…
「「「「「「こんにちは！」」」」」」
複数の足音の正体は、Aの同僚さん達だったわ！
噂には聞いていたけれど…来るの早いわね。
かっこいいわ！
有『C’est rapide !(速すぎる！)』
Aも思わず母国語が出ていたわ…！
だってそれくらい速かったんだもの…！
かっこいいわ！←本日二回目。

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