炎柱、恋をする。

二十三話 ページ24

煉獄side









酔ったAを、抱えて屋敷に送って行こうとすると胡蝶も、一緒に行くといいだした。
は？君は、何ふざけた事を言っている？
相手が、女性(A以外)であろうと俺とAの邪魔をする奴は容赦しないぞ？









し「煉獄さん〜？襲う気でしょう？」
煉「俺も、1人の成人男性だ…恋仲でもない女性を襲うとでも？」
し「…去年までは、未成年だったでしょう？」
煉「…君こそまだ未成年だろう…俺を舐めてるのか？
どういう教育を受けたらそんな有『喧嘩しちゃダメ…
煉獄しゃん…屋敷まで送ってぇ…一緒に寝よ？』









し「寝るなら私と…」
有『やら！！煉獄しゃんと寝る…！！』
し「…っ今日のところは諦めますが…絶対に一緒に寝ないでくださいね！？」
怒って帰ってしまった。
皆に別れを告げAの屋敷に向かう。









有『煉獄しゃん…んん…まだぁ？早くぅ…。』
煉「まだだ。」
有『やあ！！早くお布団に入る！！』
困ったな…走りたいのは、やまやまだが走って彼女が、揺れに耐えきれなくて気持ち悪くなったらかわいそうだろう…！
有『…おんぶ飽きた…下ろして！！』







煉「歩けないだろう？」







有『歩ける！！』





煉「怪我するぞ？」





有『しないもん！！下ろしてー！！』









あまりにも『下ろしてー！！』と言って聞かないのでとりあえず下ろしてみる事にした。
それでダメだったらまたおんぶすればいい話だ。
彼女をおろすと、寄り掛かってきて腕を組んできた…。









煉「…。」
しかも手まで握って指と指を絡めてきた。
指一本一本が細く華奢で、俺にはない柔らかい手。
側からみればバカップルだ…。







文字数〜！

二十四話→←二十二話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す